それはあくまで倒幕されたことから逆算した姿であり、実際は海外事情にも通じており、ペリーの来航可能性も事前にキャッチしていたと言います。
誤解されがちな幕末の海外事情~江戸幕府は無策どころか十分に機能していた
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しかし、実際に来るとやはり衝撃的であるもの。
如何に幕府が対処しようとも、日本各地で右往左往していたら動揺は止まりません。
それがいつしか攘夷へと繋がり、倒幕の遠因となるわけですが、そもそも攘夷を言い出したのも御三家水戸藩の徳川斉昭というのがどうにもこうにも……ついにペリーがやってきた、マンガ『日本史ブギウギ』第209話スタート!
ペリー提督
◆事前に日本を研究しまくり、必死の思いでやってきたペリー提督。
アメリカから大西洋を渡り、アフリカ喜望峰を抜けてインド洋からシンガポールを経由して、はるばる極東までやってきただけに手ぶらで帰れるワケないんですよね。
黒船来る
浦賀奉行
◆浦賀奉行の中島三郎助は、後に箱館戦争まで戦った気骨ある……というか気骨120%の侍です。
ペリーの肖像画はこちらですね。
かなり揶揄的に描かれており、手放しで褒められたものではないですが、いずれにせよ当時の日本人にはそう見えたということは間違いないでしょう。
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