青天を衝け感想あらすじ

青天を衝け第5回 感想あらすじレビュー「栄一、揺れる」

青天を衝け第5回感想あらすじ

視聴率は3/15に発表予定です

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青天を衝けキャスト

青天を衝け感想あらすじレビュー

※文中の記事リンクは文末にもございます

代官の暴虐に怒る栄一13歳。朝から晩まで働いて稼いだ百姓の銭を事も無げに取り立てる悪政に、怒りを燃やします。

世を憂いているのは尾高惇忠も同じく、このままでは清国のようになると悲観し、書物を栄一に渡してました。

無我夢中で読み、栄一は正義感に目覚めます。

ここで家康が「今の教科書に載っていない」として士農工商を説明します。

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アヘン戦争を知った栄一はメリケンに魂を奪われると慌てふためき。

尾高長七郎はその知識を捕捉しながら、夷狄を倒すために剣を学ぶと語る。

そんな中、千代はまだ控えめな性格を見せ、兄たちへの心配を語ります。まだ幼い弟は、姉様は俺の嫁になると言い出します。微笑ましいですね。

 

姉・なかの縁談を阻むもの

渋沢家では、姉・なかの縁談が暗礁に乗り上げています。

相手の家にはオサキギツネが憑いているので避けたいのだとか。狐騒動で、渋沢家は持ちきりです。

狐を払うべく連れていけと言われ、栄一はなかのあとを追いかけます。

滝に向かってゆくなか。入水自殺するのでは?と栄一が慌てて止めます。

結局、破談となりました。

そのころ江戸では、疫病が流行。

徳川斉昭は夷狄の毒が深くなっていると憂慮します。

と、そのことを聞いた徳川慶喜は、父の暴走を不安視しています。

斉昭は、アメリカ、イギリス、ロシア相手に開国しようとする幕府の弱腰を罵るのです。

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すると下田で大地震が勃発。津波が発生して、波に呑まれたロシア船が転覆してしまいました。

それを喜び、ロシア人を皆殺しにする!と言い切る斉昭。

必死になって阿部正弘が止めようとしますが、斉昭には通じません。

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藤田東湖が家に戻ると、息子の小四郎がういうしく迎えます。

平岡円四郎と慶喜が来ておりました。

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東湖のところへは西郷吉之助西郷隆盛)や橋本左内が訪れたそうで、慶喜も夷狄について尋ねます。憂国の志を語り合うのでした。

 

姉思いの栄一、迷信を暴き、激動の幕末へ

そのころ、栄一はなかの後ろを付いて回る日々を送っておりました。

怒ったなかが喜作に食って掛かると「狐憑きだというのは本当か?」と語られ……そんな姉について回る栄一まで「腰抜け」呼ばわりされるのでした。

千代だけがなかの傷心と栄一の行動に理解を示します。

傷心のなかには、栄一の父・渋沢市郎右衛門も状況を憂慮。翌日、二人で仕事の旅に出かけます。

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そんな中、栄一の家に祈祷師がやってきました。

「ほこらを建てろ」と言う口寄せに、きっちり年月を問いかけ、論破する栄一。神罰を下すと言う相手に、怖くねえと啖呵を切ります。勇敢さが際立っていますね。

なかは狐憑きだけど、玉藻前ほど美人ではないとからかう栄一。そんな伝説を知っている教養が光ります。

そしてその年、安政2年(1855年)秋。

安政大地震が江戸の町に襲いかかりました。

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「東湖! 東湖! 東湖!」

と半狂乱になって叫ぶ徳川斉昭。

まるで死ぬことがわかっていたかのように探しまくる姿に一抹の不安を感じさせるのですが……。

地震で倒れた建物の下敷きとなり、藤田東湖は圧死してしまいました。

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総評

コロナ禍のニーズをよく学んでいる大河というのでしょうか。

アマビエが出てくるなんてびっくり!

美男美女のさわやかな笑顔。

国難に立ち向かう強い意志。

「士農工商」なんて教科書に出ていません――そんなトリビアを、忙しい現代人のためコミカルに説明してくれる。「大河で言ってたけどね」というトークがありそうですね。

難しく、暗く、見ていて気持ちが落ち込むようなドラマは、大河だろうと見たくはない。

そういう時代のニーズを理解した秀才タイプのドラマだと思いました。

◆ 「青天を衝け」草なぎ剛&堤真一のほっこりシーンに視聴者沸く(→link

そういうほっこりニーズが、令和という時代なのでしょう。公式Twitterで史実と解説していたとか。

こうしたネタを選ぶセンスは素晴らしいと思います。瑣末な出来事ばかりを目立たせ、政治状況説明を省いていなければ……。

「実は史実です!」という小さなエピソードを刻んでふりかける手法は『西郷どん』の時もそうでした。

でも……それで良いのでしょうか?

本作を見ていて心から楽しい!と思われる方はここでページを閉じてください。

「なんだか腑に落ちない……」と感じる方だけ、この先をお読みいただければと思います。

 

転生賢者の幕末ライフ

毎週、見ていて焦燥感が募り、いつの時代のドラマなのかと驚かされています。

狐憑きの話をここまでじっくりやる意味があるのか?

意図はわかります。迷信の打破でしょう。これについては後述するとしまして。

栄一はまだ13歳。でも無茶苦茶賢い。まるで「転生賢者の幕末ライフ」のようです。

13歳ということと、演者がそれよりもずっと年上であることと、演出と脚本の拙さが入り混じって無茶苦茶なものを感じます。

幼稚さと早熟さが混ざっていて、バランスが悪いのです。いちいち叫ぶし、発声もおかしい。

ただ、これがニーズに即した少年描写だとは思います。

『麒麟がくる』の松平竹千代は、冷静すぎてありえないと言われていましたっけ? あれはあれでリアリティのある描写でしたが。

要するに、演出が古いということも指摘したいところです。

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