青天を衝け感想あらすじ

青天を衝け第5回 感想あらすじレビュー「栄一、揺れる」

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今週もキュンキュンしちゃった?

本作に必須のキュンキュン要素。

毎週きちんと取り込んでいるので安泰でしょうか。

◆ 『青天を衝け』は“キュン死大河”?「子どもは20人」渋沢栄一のやんちゃ人生(→link

“キュン死”は死語に入りかけているようですが。

性的なハメの外し方を“やんちゃ”でマイルド化させるとは……。

下半身に人格がない、権力やら金銭やらをちらつかせて性的関係を迫り放題だった人物を“艶福家”と呼ぶ。

いずれにせよ、21世紀に残したい言葉ではないでしょう。

当時の価値観だのなんだの言い訳は必ずしも当てはまりません。

新島襄のようなプロテスタントからすれば、日本の政治と経済大立者による激しすぎる女遊びなんて話にならない。

福沢諭吉は当時から「東洋も西洋もゲスはゲスだが、日本人はあからますぎる!」とキレまくっていた。

典型例として挙げられるのが伊藤博文ですね。

伊藤博文顕彰は当時から「あんな下半身に人格のない奴を褒めるのか?」という批判とワンセットでした。

明治天皇すら呆れる。あの鹿鳴館利用が下火になったのも、彼が性的暴行事件を建物内でやらかし、報道されたことが一因です。

渋沢栄一の伝記を書いた幸田露伴は、彼の女性関係を調べた結果、「あの人の話はやめましょう」と話を逸らすようになる。

「でも吉沢亮さんはイケメンだから……」

ってのも、どうでしょう。むしろ彼のイメージ悪化に繋がらないか、不安になります。

【ただしイケメンに限る!】という言葉もまた、程なくして死にゆく偏見でしょう。

今やハリウッドスターすら、性的暴行やDVで降板騒動が起きる時代です。

 


朝ドラ役者でセクシー&クールに

そういえば、先週のお風呂シーンを覚えてらっしゃいますか?

◆「青天を衝け」要潤、小池徹平の湯浴みシーンにネットざわつく「どんな気持ちでみれば…」(→link

あまりに突然のことで一瞬言葉を失った私ですが、少し考えてみると既視感もあったんですよね。

その関連記事が以下の通りです。

◆『まんぷく』要潤と瀬戸康史の入浴シーンに視聴者「サービスカット!」と反響 - クランクイン!(→link

◆ <青天を衝け>橋本愛に小池徹平…『あまちゃん』“ユイちゃん”ファミリー登場にファン反応(→link

◆橋本愛 大河「青天を衝け」共演の吉沢亮に「同じにおいを感じる」(→link

「朝ドラのヒットのセオリーを大河でもやりましょう! 大河に女性層をひきこむためには、多くの課題があります。でも、だからこそ朝ドラのように楽しく、クールで、セクシーに、キュン死させるよう取り組むべきです! 朝ドラは女性向けである。その女性ファンを増やすためには、セクシーであればあるほどいい」

そんな深慮遠謀でしょうか。

しかも、渋沢栄一は昭和まで生きていますからね。

『あさが来た』の広岡浅子(演:波瑠さん)は言うまでもない。

がんばれば『わろてんか』から吉本せい(演:葵わかなさん)と小林一三(演:高橋一生さん)、『エール』から古関裕而(演:窪田正孝さん)と古賀政男(演:野田健次郎)だって(※かなり無理をすれば)出せてしまいます。

朝ドラオールスターをセクシーに出せばよいのではありませんか?

あ、でも『麒麟がくる』での疲れもまだありそうなハセヒロさん、染谷将太さん、尾野真知子さんには止めておいてください。

『鎌倉殿の13人』を控えた中川大志さんや片岡愛之助さんも準備がありますので、それ以外でどうでしょうか。

『風のハルカ』はもう定番ですね。

これは升毅さんも出るかな? 義理堅い役者さんが集まりそうです。

◆ 村川絵梨:「風のハルカ」から15年 「青天を衝け」で“再タッグ” 大森美香脚本「すごくキュートで大好き」(→link

ある朝ドラ脚本家は、もしも大河オファーが来ても引き受けないと言いました。

「お前ごときにオファーが来るか!」

そう散々叩かれておりましたが、あの人は賢かったと思います。大河で大失敗して、翌年に別の大河をみて、

「こういうもんだよな、大河って……」

とつぶやくようでは手遅れですから。

 


蠱毒の大河

朝ドラよりも、ここは大河ですね。

実は富岡製糸場関連をはじめ『青天を衝け』と距離が近いのは『花燃ゆ』です。

八重の桜』からの綾瀬はるかさん八重役には無理があっても、『花燃ゆ』から井上真央さんが美和役として登板することは無理がありません。

『八重の桜』とキャストがかぶっていたのは『麒麟がくる』。今年はもういいでしょう。

むしろ『花燃ゆ』でいきましょう!

私は本気で推してゆきたい。

蠱毒の発想ですね。来年以降の成功のため、今年ですべての厄払いをしておくのです。

見て見ぬふりをしている人が多数派ですけど、出演者バッチリかぶっているじゃないですか。

北大路欣也さんなんて、わざわざ家康にしてまで出すわけですよ。

これはもう実質『続・花燃ゆ』です!

それにしても北大路さんって、近年の大河が2011、2015、そして今年ですか……NHKはどうしてそんなことをしますか?

彼の徳川家康は思えば2011年以来。そう、『江〜姫たちの戦国〜』と同じです。

◆NHK大河「青天を衝け」に「八重の桜」の綾瀬はるかに出演希望が急浮上している…!(→link

◆ 『青天を衝け』高良健吾、大河ドラマの面白さ実感「役が成長する感覚」『花燃ゆ』経験も生かす (1) | (→link

◆ 吉沢亮NHK大河『青天を衝け』ジリ貧視聴率で蘇る『花燃ゆ』悲劇と悪夢の法則(→link

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