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【時代劇ありえないシーン】
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その4「くるしうない、近うよれ」「ははーっ」
嬉しはずかしお殿様への謁見です。
気さくなお殿様は近く寄るようにおっしゃいますが、実際には寄ってはいけませんでした。
「もそっとちこう」
などと言われて、ずずずいっと近づく方もおりますが言語道断!
「ははーっ」とか言いながらほんのちょっとにじり寄るだけにするのが作法でした。
貴人との隔たりというのは現代人が思うよりずっと大きなものだったのですね。
その5「くるしうない、おもてをあげよ」「ははーっ」
これまたお殿様への謁見シーン。
堂々と顔をあげちゃったりしてますが、これも本当はありえないことです。
主君に対し何かを上奏する際には座礼で頭を下げたままというのが正しい作法です。
仮におもてをあげるよう声をかけられても、主君を直視することはありえませんでした。
もっとも、これじゃどんなイケメン俳優でも意味ないですよねえ。
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文:帯刀コロク
絵:くらたにゆきこ