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赤松や別所が挨拶にやってきた
閑話休題。
11月4日、信長は勢田を経由して陸路で上洛し、妙覚寺を宿所としました。
12日には赤松広秀・別所長治&別所重宗、浦上宗景&小次郎といった播磨・備前の大名たちが上洛し、信長に挨拶をしています。
広秀と長治は、前年にも同時に上洛して挨拶をしに来ていたため、気になる方は(126話)もご参照ください。
信長はプレゼント外交がお好き 武田、上杉、遠くは伊達とも~信長公記126話
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というか赤松広秀については「天空の城」として知られる「竹田城」で最後の城主だったことの方が有名かもしれません。
広秀のことは知らなくても、竹田城のことはGoogleのテレビCMでもお馴染みでしょう。
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別所重宗は長治の叔父で、後見役だった人物です。
浦上宗景は備前の戦国大名で、尼子氏や毛利氏などの大きな勢力と対立しながらも、軍事・外交を駆使して独立を保っていました。
彼に関する人物として、暗殺の名人として有名な宇喜多直家(五大老・宇喜多秀家の父)がいます。
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毛利家との対立が本格化すると、直家も『信長公記』に登場します。
宇喜多ファンの皆様は、しばしお待ちください。
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信長公記をはじめから読みたい方は→◆信長公記
長月 七紀・記
【参考】
国史大辞典
日本歴史地名大系
太田 牛一・中川 太古『現代語訳 信長公記 (新人物文庫)』(→amazon)
日本史史料研究会編『信長研究の最前線 (歴史新書y 49)』(→amazon)
谷口克広『織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで (中公新書)』(→amazon)
谷口克広『信長と消えた家臣たち』(→amazon)
谷口克広『織田信長家臣人名辞典』(→amazon)
峰岸 純夫・片桐 昭彦『戦国武将合戦事典』(→amazon)