大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第13話』“文字”がまひろの生きる道

2024/04/06

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第13話』
をクリックお願いします。

 

お見舞い

◆なぜ源明子があれほどまで藤原兼家を憎んでいるのか?

というと彼女の父である源高明が兼家一族により【安和の変】という政変で失脚させられたからです。

詳細は以下の記事をご参照ください!

安和の変
安和の変で源高明が没落~なぜ明子(道長の妻)の父は藤原氏に蹴落とされたのか

続きを見る

 


フリンジ

◆い~や、袖も襟も独特な平安時代のエルビス・プレスリーか~~~~~~い!

とホテイソンのツッコミはさておきまして。

大和国は吉野郡にある金峰山寺(きんぶせんじ)――そこへお参りに出かけることを御嶽詣(みたけもうで)といい、当時、かなり流行った行事でした。

でも、藤原宣孝は、なぜ唐突にこんなド派手な格好をしているの?

根拠はあるの?

というと『枕草子』で清少納言に「趣味が悪いw」とディスられた記録が残っているんですね。

しかも藤原宣孝は息子とセットで衣装パフォーマンスをしていたというパリピっぷり。

確かに”フリンジ(ひらひらした袖の部分)”が似合いますね。

※ちなみに法衣の襟は「僧綱襟(そうごうえり)」です

藤原宣孝
藤原宣孝は妻の紫式部とどんな関係を築いていたか~大弐三位は実の娘だった?

続きを見る

 

提案

◆かつて恋バナを楽しんだ、数少ない友人と言える源倫子。

彼女の恋バナの相手が道長だと知ったときのショックを考えれば、とても倫子のもとでは働けませんよね。

気まずいだけでなく、とにかく辛さが先に立つ。

それなのに、後に道長と倫子の娘である藤原彰子に仕える――それを決意するときのまひろはどんな状況となるのでしょう。

※続きは【次のページへ】をclick!


次のページへ >

リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-大河ブギウギ光る君へ編, 光る君へ
-

目次