まんが戦国ブギウギ武田三代記

まんが戦国ブギウギ武田三代記第26話 犀川の戦いで謙信と激突じゃ!

2023/07/07

足利義輝から「義」の字をもらい、武田義信となった信玄の嫡男・太郎。

天文23年(1554年)8月6日に初陣を果たすと、今度は娘の黄梅院が北条氏政に嫁ぐことになり、武田家では祝い事が続く。

と、喜んでばかりもいられなかった。

信濃の制圧と引き換えに、越後の龍こと上杉謙信との対決が始まり、北信濃での争いは激化していくばかり。

そこで信玄は一歩踏み込む。

天文24年(1555年)4月に信濃の重要拠点・善光寺を味方に取り入れ……ということで今週もマンガ『戦国ブギウギ武田三代記』vol.26の始まりです!

◆前25話を読みたい!という方は以下のリンクからご覧ください

まんが戦国ブギウギ武田三代記第25話 嫡男出陣で信濃平定は進むよ

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◆信長・秀吉・家康の天下統一を描いた戦国ブギウギ

◆聖徳太子の時代から幕末までの超長距離をコツコツ歩んだ日本史ブギウギ

 


善徳寺の会盟

太原雪斎のマネージメントで今川義元・北条氏康・武田信玄の三者が一堂に会する! マジか?

と思ってしまう、この【善徳寺の会盟】と呼ばれる会合。あまりに出来すぎていて、案の定、創作だとされていますね。

だったら本作で信玄の影武者が来たって問題ない!

 


武田の攻勢

◆天文24年(1555年)3月、武田信玄は制札を出し、味方の兵たちに信濃の慶弘寺での乱暴狼藉を禁じ、さらに4月になると信濃一のビッグネームなお寺を味方に引き入れます。

善光寺です。

江戸時代には伊勢神宮と並ぶ一大観光地となった善光寺。

北信濃の重要エリアであり、越後までも目と鼻の先なため、上杉謙信だって到底黙っていられません。

出陣!

そして第二次川中島の戦いの始まりじゃあ!

 

犀川の戦い

◆上杉謙信が出陣すれば、武田信玄もすぐさま甲府を発つ。

同時に、善光寺勢力が籠城する旭山城へ、鉄砲300丁・弓800張を携えた援軍3,000を送り、自身は犀川に備えました。

そのため第二次川中島の戦いは、犀川の戦いとも呼ばれたりしますね。

戦いは、両軍ともに決定力を欠いて、次第に膠着していきます……。

 


和睦の使者

◆4月に始まった戦いは5、6、7、8月と過ぎても、ひたすら膠着していくばかりで、両軍、打開策が無いまま、信玄は同盟を頼ることにした。

今川義元に和睦の仲介を頼んだのである。

そして閏10月に手打ちとなり、両軍は引き上げていった。

しかし、そのころ甲府では……。

 

美人薄命

◆若くして死んだためか。あるいは諏訪家の姫というポジションからか。

何かと悲劇と共に語られがちな諏訪御料人。

ご存知、武田勝頼の母親ですね。

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のちの勝頼

◆信玄は「英雄色を好む」タイプだった?

諏訪御料人のエピソードから、一瞬、そんなイメージを抱いてしまう方も多いかもしれません。

しかし……

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上記の記事に信玄の妻をまとめましたが、むしろ戦国大名として、武田家のための外交や、勢力圏確保のため、妻を選んでいると考えた方が自然な気もします。

この年の11月6日、諏訪御料人は死亡。

その2日後、相模では娘の黄梅院が男児を産んでいました。

 

亡き嫁を思う

◆三条夫人を娶る前、信玄は上杉朝興の娘と結婚しています。

残念ながら子供を生む時に母子共に亡くなってしまいました。

 

そこに繋がるか?

◆義信がどの辺りから反抗的だったのかは不明です。

少なくとも理由なく廃嫡されるようなことは無かったはずで、武田家の跡取りと見られていました。

しかし、不穏な空気が流れていますね……。

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漫画:アニィ高橋
文:五十嵐利休

◆信長・秀吉・家康の天下統一を描いた戦国ブギウギ

◆聖徳太子の時代から幕末までの超長距離をコツコツ歩んだ日本史ブギウギ

【参考】
戦国合戦史研究会『戦国合戦大事典 (3) 静岡県・愛知県・長野県・新潟県・富山県・石川県』(→amazon
柴辻俊六/平山優/黒田基樹/丸島和洋/柴裕之/鈴木将典『武田氏家臣団人名辞典』(→amazon
武田氏研究会『武田氏年表 (信虎・信玄・勝頼)』(→amazon
平山優/株式会社サンニチ印刷『信虎・信玄・勝頼 武田三代』(→amazon
ほか

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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