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【日本史の女傑でなでしこジャパン】
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DF:濃姫
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【短評】
斎藤道三の娘にして織田信長の正室という筋金入りの戦国プレイヤー・濃姫。
ユース時代から懐に短刀をしのばせ、いつでも夫の寝首をかける技術などのエリート教育を受けており、同性が相手ならば敵はいない。
ただし、父・道三を兄・斎藤義龍が討つというショッキングな出来事があって、メンタル面に一抹の不安あり。
信長の妻で道三の娘である帰蝶(濃姫)史実ではどんな女性だった?
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※イラスト・アニィたかはし(ただいま当サイトで4コマ漫画【日本史ブギウギ】を連載中)
DF:日野富子
【短評】
たとえ相手がフランス代表のジャンヌ・ダルクでも、エジプト代表のクレオパトラでも、ペナルティエリア外で必ず食い止める。
鉄壁すぎるディフェンスから、いつしかついたアダ名は「銭の関所」。
ただし、彼女が所属している「室町FC」では、チームの主導権を巡ってトラブルが絶えず(後にチームが真っ二つに分かれたため、応仁の乱と呼ばれる)、ファンからの評判は悪い。
DF:六条御息所
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【短評】
今回のなでしこジャパンで最大のサプライズ。
『源氏物語』劇中で光源氏に一瞬相手にされ幸せを味わうが、その後は音沙汰なしの状況に耐えられず生霊となってピッチに出現、関わった人間たちに次々と不幸をもたらす。
そのため、ゴール前に彼女が立っているだけで存在感は抜群。怒りに触れて名前を覚えられたら最後なので、ヘディングで競り合うこともできない。
DF:与謝野晶子
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【短評】
歴代なでしこの中で、実は最も激しい気性の持ち主。
与謝野鉄幹との不倫劇の末、12人の子をもうけるばかりでなく、日露戦争で国威発揚している最中に「君死にたもうことなかれ」と反戦歌を発表する肝っ玉は男子プレイヤーのそれをはるかに凌ぐ。
ただし、その後、彼女が戦争擁護派に回ったことは意外と知られておらず、ムラッ気のあるところが試合で発露しないか懸念される。
GK:北条政子
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【短評】
四方を山と海に囲まれ鉄壁の防御を誇り、絶対に割られることのないゴールラインは「IZA KAMAKURA LINE」と外国人選手から恐れられている。
チーム内でも、将軍を尻に敷く気の強さを畏怖されているが、義妹を思いやる優しさが垣間見えてからは、尊敬されるようになった。
なでしこジャパンの姉御的存在で絶対の安心感を与えてくれる。
北条政子はどうやって鎌倉幕府を支えたのか 尼将軍69年の生涯と実力を振り返る
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まとめ
監督は、現在思案中です。
というのも各プレイヤーさんたちの個性が強すぎて、たとえ森保一監督が引き受けてくれても、とてもチームとしてまとめられないと思うのです。
強いて言うなら、北条政子さんに監督兼プレイヤーを兼任していただくのが最もよいかもしれません。
彼女なら、源氏の棟梁を旦那にしていたという経歴から武家の出はすべてカバー。
基盤も東国にあるため、貴族出身プレイヤーの顔色をうかがう必要もありません。
ただ、そうなると問題なのが、現代に近い与謝野晶子さんと楠本イネさんでして。
思い切って与謝野鉄幹に・・・!
って、試合中にイチャイチャしそうでダメですね。
難しい(´・ω・`)
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文:五十嵐利休(武将ジャパン編集人)