戦国時代、その主役となった舞台(地方)はやはり愛知や岐阜を中心とした中部、そして近畿の諸国だろう。
むろん東北には伊達政宗や最上義光がいたし、九州では島津・龍造寺・大友の三国志も熱く、近畿から中国にかけての毛利vs織田も捨てがたい。
その中で、まるで異国のようにポツンと佇む存在がある。
四国だ――。
『あれでしょ? 長宗我部元親が統一した後、秀吉に取られて終わりでしょ?』
ともすれば、こんな風にぞんざいに扱われて終わりとなってしまい、元親なら大河ドラマの主役も晴れる!という声は多数あがりながら、一向にその気配はない。
実は光秀が【本能寺の変】を勃発させた動機の一つにもなっているのだが、なぜ、そんなことになっているのか?
まんが戦国ブギウギ60話スタート!
仙石秀久
◆出ました、仙石秀久!
ヤンマガの『センゴク』にて主役に取り上げられてからというものすっかり全国区の知名度となり、織田信長や豊臣秀吉の下で、四国と九州に縁の深い武将でした。
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今、まさに戦っている長宗我部とは、この後、共に九州へ攻め込み、改易となるほどの大失敗を……。
なお、後藤又兵衛は、黒田官兵衛が有岡城で囚えらた後、仙石秀久の下で働いておりました。
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大一大万大吉
◆一般的に政治手腕ばかりで合戦は苦手とされる石田三成。
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小説『のぼうの城』で関東の忍城攻めを失敗してからというもの、さらにその悪評が周知されてしまいましたが、実際のところ、まぁ得意ではなかったのでしょう。
「一人は万人のため 万人は一人のため」がラグビーで表現されたのは、ドラマ『スクールウォーズ』の言葉「ONE FOR ALL FOR ONE」からですね。しかし、理屈っぽいなぁ……。
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