まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ54話 完落ち 石山本願寺! そして容赦なきリストラ!

2020/04/08

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戦国ブギウギ54話
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佐久間盛政

◆織田信長vs信行(織田信勝)と言えば、信長出世ストーリーの序盤では欠かせない対決ですね。

このとき反信長となり、織田信勝をバックアップしていた戦犯が柴田勝家さんでした。

柴田勝家
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しかし、後に信行を見限って信長に勝利をもたらしたのも勝家であり、いずれにせよ本人にとっては良き想い出でないことは確かでしょう。

なお、甥っ子の鬼玄蕃とは佐久間盛政さんのこと。

【賤ヶ岳の戦い】で秀吉軍相手に凄まじい突破力を発揮する武将でしたが、このとき敗死しております。

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その死に様がカッコエエんすわ。

よろしければ佐久間盛政さんの記事もご覧ください。

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1580歳末

◆鎌倉~室町(戦国)時代は、飢饉と疫病の世紀でもありました。

一説によると中世450年間で飢饉と疫病は合わせて350回以上も発生しており、ともかく「食いもんがなかった」とのこと。

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だからこそ他国の食料を奪いあって戦国の乱世になったとも言えますが、信長さんは貨幣経済の浸透で物流なども改革し、国を豊かにしたと言われておりますね。

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しかし、それも行き過ぎるとバブルのように膨れ、そして最後は……。

ちなみに、佐久間信盛さんが苦労した石山本願寺ですが、いわゆる一向一揆も指導した超巨大団体で、その戦闘力は凄まじいものがありました。

たとえば徳川家康も三河一向一揆で苦しんでおりますし、織田信長に至っては

・長島一向一揆
・越前一向一揆
・加賀一向一揆

などで甚大な損害を受け、非常に苦しみながら制圧しておりました。

以下に解説記事がございますので、よろしければ併せてご覧ください。

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もう一つのマンガ連載→日本史ブギウギ[/st-cmemo]

著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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