毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第24話の注目は周明との決別と藤原宣孝との求婚受諾でしょう。
色恋作戦でまひろから道長へ手紙を書かせようとする周明は、策に失敗するとブチギレモードへ急変。
結局、作戦は遂行されることなく、まひろは宣孝からのプロポーズを受け入れることに。
かと思ったら、さわさんの訃報が届き……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
最終手段
◆脅したからって言うこと聞くようなタイプじゃないことは、周明だって気付いていたとは思う。
しかし、それでもどうにかして左大臣へ文を書かせ、交易を進めたい一行。
現実問題、当時の貴族は輸入品が無ければ生活できなかったので、排除する意味がわからないんですけどね。
やはり大宰府の利権を独占している藤原氏としては、いたずらに拡散することを懸念したのでしょうか。
輸入品事情については、以下に詳しい関連記事がございます。
平安貴族は輸入品無しではやってけない!一体どんな“唐物”が重宝されていた?
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呪い
◆藤原伊周を排除して、中関白家を衰退させておきながら、いざ自分が病に伏せると弱気になってしまう詮子。
ガッツリ呪詛しましたもんねー。
“人を呪わば穴二つ”とはよく言ったもんです。
藤原詮子(一条天皇の母で道長の姉)政治力抜群だった「国母」の生涯を振り返る
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一生の願い
◆藤原伊周に恩赦が与えられたことにより、タガが外れた一条天皇。
「職の御曹司(しきのみぞうし)だったらイケんじゃね?」
職の御曹司とは、中宮職の事務仕事を行う場所(庁舎)であり、実際、定子がそこで過ごしたことが『枕草子』に描かれました。
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