大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第42話』八方塞がりの道長は宇治で泣く

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第42話の見どころは弱ってゆく藤原道長でしょう。

三条天皇との政争に打ち勝つため、色々と考えを巡らせた結果、藤原彰子にはそっぽを向かれ、顕信は出家してしまい、藤原娍子と藤原妍子の一帝二后を成立させてしまう。

さっさと譲位してワシの孫を即位させてぇ~!

という思いを抱えているはずでしょうけど、一体どうしていいのやら、頭を抱えてついには自らがダウンしてしまう……第42話を漫画で振り返ってみましょう!

 

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延暦寺

◆三条天皇との政争を警戒していた藤原道長は、源明子との間に生まれた息子・藤原顕信の蔵人頭就任を固辞。

これにキレた顕信が出家してしまったことが第41回放送で描かれました。

鬼気迫る顔の明子に「顕信を殺したのはお前だ!」と迫られ、道長自身も「マズい……」と思ったのか、比叡山まで出向くものの、馬に乗ったまま入山して叱られたということが伝わっています。

三条天皇の意地悪顔がナイスなシーンでしたね~。

三条夫人
三条夫人(武田信玄の正室)は本当に高慢ちきな公家の姫だったのか?

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参加者四人

◆血筋からは無理だとされる藤原娍子を皇后にしたい三条天皇は、道長の娘・藤原妍子を中宮にするという条件を提案してきました。

いわゆる一帝二后ですね。

道長自身も強行した大技だけに真っ向からの反論もできず、そこで立后の日をバッティングさせる作戦へ。

三条天皇は時間をズラすことで事態を回避……したかに思えましたが、現実は違いました。

公卿たちが空気を読んで道長に遠慮して、軒並み宴を欠席したのです。

参加者はそんなこと気にしない藤原隆家ぐらいでした。

藤原隆家
藤原隆家は当代一の戦闘貴族だった「天下のさがな者」と呼ばれ刀伊の入寇で大活躍

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読書習慣

◆最初からわかっていたことなのに、藁にも縋る思いでまひろに聞いてしまった。

それゆえ劇中の道長も「つまらぬことを言った」と謝っていたのでしょう。

しかし、執筆者を前にして「物語ではどうにもならん」と言ってしまうのはあまりに無神経でしたよね……。

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