青天を衝け感想あらすじ

青天を衝け第4回 感想あらすじレビュー「栄一、怒る」

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青天を衝け第4回感想あらすじ
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公共放送の意義を自ら破壊するストロングスタイル

そんなキュン死狙いだけではない。

「デキるビジネスマンならやはり渋沢栄一!」と言いたげなニュース。

狙いはわかります。こちらは流動性が低い。

◆ 渋沢栄一が興して今も残っている会社 150年後の「勝ち組」「負け組」(→link

◆大河『青天を衝け』好発進 「渋沢栄一銘柄」は買いか否か(→link

◆大河スタートが業績を後押ししそうな「渋沢栄一」関連銘柄(→link

◆渋沢栄一が調整役となり成立した「銀行制度」「株式会社制度」が明治以降の日本の発展を支えた(→link

◆ 渋沢栄一の不思議 なぜ“名を冠した企業”が1社しかないのか(→link

だいたい想像もできると言いますか。

愛読書はまず間違いなく司馬遼太郎でしょう。『坂の上の雲』なんか大好きでしょうね。

◆右も左も口をつぐむ“司馬遼太郎タブー”の実態(→link

彼らのビジネスマナーが、ニュースからも見て取れます。

◆【大河ドラマコラム】「青天を衝け」第三回「栄一、仕事はじめ」庶民の日常を見つめるドラマと大河ドラマらしいスケール感が一体化した作品の魅力(→link

庶民の日常を見つめるドラマと大河ドラマらしいスケール感が一体化した作品の魅力――って、実は『麒麟がくる』にも当てはまりますよね。

駒パートが該当しますね。それがどうこの手のビジネス層から評価されていたか?

◆「麒麟がくる」で長篠の戦いがスルー クライマックス「本能寺の変」は大丈夫か(→link

「駒さん(門脇麦)や伊呂波太夫(尾野真千子)、そしてナイナイの菊丸(岡村隆史)ら、実在しない人々のシーンが多く、しかも活躍しすぎです。

帝(みかど)や将軍にまで会うことができたり、歴史を動かしているのはこの人たちになってしまっているから、視聴者は納得いかないまま話が進んでいく。

松永の死後、平蜘蛛が無事に残っていて、光秀の元に持ってきたのが伊呂波太夫ですからね。またかよ、と……」

一体なんなのでしょう?

まだ幼い栄一がいきなり道端で役人に逆らおうが、秋帆の牢屋に入り込もうが、ファンタジーとされない。

なぜなら彼は出世する実在の男だから。

こんなの要するに「偉い人相手には弁えよう」というビジネスマナーの類じゃないですか。

『麒麟がくる』では、信長の正室と側室がいがみ合うようなノイズはありませんでした。

本作はそこをじっくりと描きそうだと、登場人物一覧を見ていると思えてきましたが。ま、でも実在人物ならばどんなにダラダラしようがありですかね。

 

“青天の呪い”がくる

まずは、私個人としては、怪力乱神を語らずだと断っておきますが。

◆渋沢栄一も思わず苦笑い?「青天を衝け」放送直後に流れたニュースに「なんてタイミングなの」(→link

これは「青天の呪い」がきますな。

本当に来ているようで洒落になっておりません。

◆ みずほ銀行 再びATMなどでトラブル 午後1時半ごろまでに復旧(→link

それは非科学的な迷信でなく、近現代かつ企業が絡んでいるから。受信料を受け取り、かつ企業と関係している。公共放送そのものの倫理に反することを堂々とやらかす。

前回の呪いだって、オリンピックという現実のイベントと密着しすぎたことが一因です。

◆ 大河の最低記録だけじゃなかった…昨年の「いだてん」終了後も続く“呪い”(→link

なぜ渋沢栄一が大河にならなかったのか?

これだけ企業と関係していたら当然のことでしょう。自縄自縛したのです。

NHKは大河出演者の不祥事が相次いだためか、身体検査を厳しくするといった情報もあります。

先ず隗より始めよ。

出演者の前に、ドラマの題材選びから慎重になった方がよいのではありませんか?

明治維新敗北側の『八重の桜』は褒めておいて、『青天を衝け』に厳しいのはどうしてかなんて言われますが、題材の清濁を踏まえたら当然のことでしょう。

幕臣の再評価をしたいのであれば、小栗忠順あたりでよかったのではありませんか?

経済をテーマにしたいのであれば、上杉鷹山でよいのではありませんか?

吉田松陰の妹。マラソン選手。大手新聞記者。こうした人物の方が、まだしも大河主人公としてはマシなんですよ。

◆ 橋本愛“不思議ちゃん”ゆえ大河「青天を衝け」でハマらず?(→link

そしてゲンダイさんには、こう指摘したいのです。

「“ん”がつく近代大河の呪いですな……」

彼女が悪いというよりも、“ん”がつく近現代大河の呪いでしょうな。2018、2019、2021……圧倒的な呪いを感じますぞ!

明哲保身という言葉の意味を噛み締めます。

大河ほどのブランドでも、題材をあやまったら危険なのです。

 

「SNS自分の周囲では盛り上がっているのに!」という謎

本作にせよ、2019年にせよ、こういう意見はあります。

「どうして悪く言うんだ! 私の周囲では、SNSでは大盛り上がりだ!」

ドラマの意見ならば、無害な話とも言えます。

けれどもこれが陰謀論ですと有害です。

私の周囲では盛り上がっているけど、世間ではそうではない。そんな不思議な状況は、インターネットだからこそ形成されます。

【エコー・チェンバー】

【フィルターバブル】

【ポリアンナ症候群】

あたりでも調べてみてください。

インターネットって、人間の配慮を超えた叡智のように誤解されておりますけれども、使用されるアルゴリズムにせよ、どうしたって人間の判断は入ります。

となると、意図的な情報操作もできる。

なまじ生まれた時からネットがある世代はそこまで危険でもありませんが、高年齢層ほど「ネットには世間が知らない裏事情や真実がある!」と思い込んでしまいます。

その弊害の研究はまだ始まったばかり。

くれぐれも騙されないようにご注意くださいね。

どうにも本編よりも周辺がおもしろくなってきてしまう。そんな歳です。

とりあえずもう半裸はいらない。出演者がかわいそうだから、とりあえず服を着せてセリフを言わせてください。

見ていて辛くなってきます。悲しくなってきます。

何よりもまず、役者を守っていただきたい。

これは高望みでしょうか?

※著者の関連noteはこちらから!(→link

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青天を衝けキャスト

青天を衝け全視聴率

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

【参考】
青天を衝け/公式サイト

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