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【青天を衝け第9回感想あらすじ】
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メイクと衣装は大丈夫?
千代の服装が、農作業をするにしては綺麗すぎて違和感があります。
長七郎のザンバラヘアーも、まるで幕末もの乙女ゲーのよう。こういうどうしようもない髪型は『天地人』で懲りたと思っておりましたが、逆戻りしたかのようです。
適材適所を考えたメイクや衣装、結髪がなく、歴史作品としては不安が募ります。
あまりにも美男子である吉沢亮さんですが、月代は似合いません。
だからこそメインビジュアルも総髪なのでしょう。
ちなみに若手で総髪が似合うのは、染谷将太さん、中川大志さん、成田凌さんあたりかと私は思います。
多少時代考証が甘くなっても、総髪が似合うのであればそれでよいとは思います。
『麒麟がくる』の長谷川博己さん、本木雅弘さん、風間俊介さん、吉田鋼太郎さんあたりが好例でしょう。
本作では、そういう適性にあわせ、俳優を最も魅力的に見せる工夫が感じられません。
吉沢さんは言うまでのなく美形ですが、それを際立たせたいあまりなメイクをやりすぎている。
それ以前に手抜きもひどい。
謹慎中の慶喜の月代の伸び方がおかしい。髭が伸びているのに剃ったばかりのようだとか、あるいは一気にフサフサになっている。
この綺麗に見せる気持ちがないことは、役者以外にも適用されています。
例えば桜田門外の変でも、血糊に違和感があった。なんだか適当に赤いインクをばら撒いたようで、本物の血が飛び散るような緊迫感はありませんでした。
歩きながら無茶苦茶な発声で話す
このドラマで気になって仕方ないのは、将軍だろうが京から来た姫だろうが、やたらと立ちっぱなし、場合によっては歩きながら話すことです。
なんでそんなに立ちっぱなしですか?
もうひとつ、発声がおかしい。
ベテランの竹中直人さんですらわざとらしく、しかもくぐもっているのはどういうことでしょうか?
特にひどいのが京都ことばでしょうか。
美賀君、和宮、孝明天皇、岩倉具視……全員ひどい。聞き取りにくいか、わざとらしいか。
比較してはいけないと思いつつ、『麒麟がくる』の帝(正親町天皇)を思い出して憂鬱な気分になりました。
戦国時代を生き抜いた正親町天皇~信長や光秀とどんな関係だった?
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そして説明セリフ……思ったことをそのまま大声でペラペラ喋るって何でしょう。
井伊直弼が「これで水戸の一件も片付いた」みたいなことを言い出した時はどうしようかと思いました。
普通、そんなことを口に出して独り言をつぶやきます?
要は視聴者を信用していない(バカにしている)のでしょう。悲しくなってきます。
橋本左内の存在意義は?
本作は役者の使い捨てぶりも見てられないものがあります。
いったい橋本左内は何だったのか?
越前の若き才人が、まさか『西郷どん』以下の扱いになるとは思いもよりませんでした。
最初に出てきたときは松平春嶽と風呂に入って、それを喜ぶツイートがあり、雑なネットニュースになった。
『あまちゃん』ファンが盛り上がった。それだけではありませんか?
2019年大河、2020年上半期朝ドラ、そしてこのドラマ。
作り手が広報雑誌やネットで「『あまちゃん』再び!」とアピールするときはむしろ身構えてしまう。
いつまであまロスを引きずるんでしょう。バースの再来を願うデイリースポーツじゃあるまいし。
キャストとしては『まんぷく』組が多いようです。
◆深川麻衣:乃木坂卒業から5年、30歳…節目の年に 和宮役で大河「青天を衝け」に登場(→link)
不思議なことがあります。
なぜ、今年の大河は朝ドラ2018年下半期『まんぷく』とキャストが被るのか?
『まんぷく』で深川麻衣さんが演じていた役のことは思い出せずに申し訳ありませんが……。あのドラマで主演だった安藤サクラさんの『流行感冒』、非常に見応えありました。
VFXはどうしたのか?
円四郎とその妻は、わざとらしく説明セリフを言いながら江戸を去っておりました。
このシーンで江戸の街並みが出てきます。
VFXがPS2くらいの出来で辛い……。まぁ初代プレステを超えていたら問題ないですかね。
◆初代プレステ?JTB「バーチャル観光」に総ツッコミ なぜこうなったのか、担当者に聞いた(→link)
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