バートリ・エルジェーベト

バートリ・エルジェーベト/wikipediaより引用

世界史

血の伯爵夫人バートリ・エルジェーベト 女性最凶のシリアルキラーが激ヤバ

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コレよ! 美肌の秘密は「血の風呂」よ!

エルジェーベトのタガが完全に外れるのは1604年、夫の死後でした。

政略結婚であり、多数の愛人を持っていたとはいえ、この夫婦は円満。

愛する夫を失ったエルジェーベトは、悲しみに暮れておとなしくなる……どころか、己の歪んだ性質をますますエスカレートさせていきます。

推定される最初の犠牲者は姑でした。

夫の生前から、こっそりと姑付きの使用人を拷問するという嫌がらせを繰り返していたエルジェーベト。

息子の死後、ナゼかその姑が急死したのです。

「あの嫁の仕業だろ……」ということは誰しも思うところでした。

あるとき、小間使いの少女がエルジェーベトの美しい髪を梳いていました。不運にもこの小間使いは、主人の髪の毛を強く引っ張って、数本抜いてしまいます。

エルジェーベトは怒り狂い、小間使いの顔面を強打。相手はたまらず出血し、その血がエルジェーベトの手につきました。

手をぬぐったところ、血の付いた部分の肌が白くつややかに、若返ったように見えました。

「コレよ! これが私の求めていた究極の美容法よ!」

エルジェーベトは己の美貌を誇りに持っていました。中でも滑らかでクリームのようにすべすべした肌を保ちたいと願っておりました。

しかし寄る年波には勝てず、くすんだ肌に悩んでいた彼女にとって、それはまるで天啓のように思えたのです。

エルジェーベトは若い娘の喉を掻ききり、体をバラバラにし、その血を桶に貯めるとまだ暖かいうちに入浴しました。

さらには領地内から美貌の処女を選抜し、鮮血風呂に血を提供させ続けたのです。

 

そして少女たちはチェイテ城の中に消えていった

もはや映画やマンガの世界のように思える血のお風呂。

あまりに苛烈すぎて、逆に現実感が失われそうな印象すら受けるかもしれませんが、それでも飽き足らないがエルジェーベトです。

以下に、彼女が用いた処刑・虐待法を列挙してみますと……。

・悪名高い「鋼鉄の処女(アイアンメイデン)」を使った処刑

・焼いた串や焼きごてを押し当てる拷問

・裸にした少女を寒中に置き去りにする「水責め」

・蜜をぬりたくり、木にしばりつけた犠牲者を鳥や虫についばませる

・遺体をオオカミに食べさせる

さらには肩の肉を噛みちぎり、首をヘシ折り、口を引き裂いたという話もあります。エルジェーベトは力も強かったのでしょうか。

「星蹴り」という拷問は、油を塗った紙切れを少女のつま先に挟み込み、そこに火をつけるというもの。

少女たちは泣きわめきながら紙を剥がそうと空中を蹴りますが、油を吸った紙はべっとりと張り付いたままなのでした。

城の周囲の村からは少女たちの姿が消えました。

それと引き換えに、手足を切断された遺体、オオカミに食い荒らされた遺体が……。

チェイテ城跡/wikipediaより引用

城の周囲は不気味な雰囲気に包まれましたが、領民たちは訴え出ることもできません。

当時は人の命が安い中世です。

ましてやエルジェーベトの毒牙にかかる少女たちの大半は、貧しい農奴の娘たち。

彼女にとっては財産の一つで、どう扱おうが自由でした。

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