こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
【戦国ブギウギ61話】
をクリックお願いします。
神父の説得
◆いくら神父様の仰ることとはいえ、当時の若い日本人にとって船で数ヶ月かかる外国なんて、楽しい場所ではなかったでしょう。
天正遣欧少年使節を主役としたドラマ『MAGI』ではカトリックとプロテスタントの争いから人が火あぶりの刑にされているシーンなんかもありましたしね。
まぁ、彼らは知らないことでしょうけど……。
MAGI(マギ)感想あらすじエピソード1選ばれしものたち【長崎篇】
続きを見る
サムライ
◆前述しましたように、ポルトガル船は奴隷売買をしており、その拠点が日本とマカオだったとされております。
異国情緒が漂う「マカオの歴史」ポルトガルに占領そして返還されるまで
続きを見る
旅の行程で欧州の奴隷事情を目にした千々石ミゲルはこれに不信感を抱き、キリスト教に対して徐々に距離を取るようになり、そして棄教します。
関ヶ原の戦い翌年1601年のことでした。
おまけにイエズス会が日本侵略の布石だと暴露したとされており、ある意味では日本の植民地化を防いだ功労者なのかもしれません。
あわせて読みたい関連記事は以下へ
戦国時代に初めて渡欧した天正遣欧少年使節の4人~帰国後の人生はどうなった?
続きを見る
外国人宣教師から見た戦国ニッポン~そこは良い国or悪い国or鴨ネギな国?
続きを見る
ルイス・フロイスは信長や秀吉にどんな印象を抱いていた?日本に骨を埋めた宣教師
続きを見る
あのザビエルはドコ行った?日本にキリスト教を伝えた宣教師の行方
続きを見る
戦国時代の教会には「茶室」が必須だった~宣教師が積極導入した理由を考察
続きを見る
まんが戦国ブギウギ55話 ヤスフェ参上!そのころ一豊は名馬を買っていた?
続きを見る
戦国時代&大航海時代は「奴隷時代」罪なき日本人は何処へ売られたか
続きを見る
異国情緒が漂う「マカオの歴史」ポルトガルに占領そして返還されるまで
続きを見る
日本初のキリシタン大名・大村純忠は過激すぎ!改宗に従わぬ者は
続きを見る
著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休
書籍版『戦国ブギウギ』です!