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防災の日を生んだ関東大震災…【M7クラス地震歴史まとめ 明治・大正時代編】

更新日:

 

2014年3月14日午前2時6分、伊予灘を震源とするM6.2の地震が起きました。

震源の深さは78kmで、四国や中国地方を中心に最大震度は愛媛県西予市の震度5強(広島県呉市や愛媛県松山市、山口県防府市などでは震度5弱)。

同地方での地震は、直近で2001年にM6.7、1905年M7.2のほか、江戸時代から数えても7度目の大きな揺れとなります。

広島県の【安芸】と、愛媛県の【伊予】と旧名から取って芸予地震と呼ばれます。

日本の歴史においてM7クラスの地震は何回起きたのか?

当記事は、上記のテーマを掲げ、昨日まで古墳~江戸時代に触れてきましたが、本日は【明治・大正時代】編。

今回は『芸予地震』の歴史から見ていきましょう。

 

Contents

第一章 古墳・飛鳥・奈良・平安
第二章 鎌倉・室町・戦国
第三章 江戸
第四章 明治・大正
第五章 昭和・平成

※過去の地震記録は、気象庁や内閣府の地震調査研究推進本部の資料、『理科年表』(国立天文台編)を元に進めて参ります。

 

1854年には南海トラフ巨大地震の2日後に発生 

まずはコチラの表を御覧ください。

年月日 通名 地震の規模 特記事項
1649年 伊予安芸大震 M7.0 松山城石垣崩壊
1686年 M7.2 道後温泉で泥湯
1854年 豊予海峡地震 M7.4 直前に南海トラフ地震
1857年 伊予大震 M7.3 今治城破損
1905年 芸予地震 M7.2 死者11・負傷者177
2001年 芸予地震 M6.7 死者2・負傷者288
2014年 M6.2

地震調査研究推進本部では、この地域での地震発生間隔を約67年としております。

ただ、前回2001年では発生エネルギーが小さかったことから、それより短い間隔で起きることが懸念されており、今回はまさしくその予測が的中したカタチでありましょう。

過去の芸予地震で注目すべきは、1854年の豊予海峡地震です。

このときは、1854年12月24日に南海トラフ巨大地震(安政東海地震M8.4)が発生し、この豊予海峡地震はその直後の12月26日に起きてました。

震源域も近く、地震の誘発が懸念されますが、気象庁によると今回の芸予地震は『南海トラフ地震とは関係ない』という見解を示しております。※もちろん警戒するにこしたことはありません

個人的には、建物の老朽化が懸念される道後温泉が心配であります。

道後温泉

1686年の同地域の地震では、温泉から泥が出てきたという道後温泉。

南海トラフ巨大地震のときには、湯が止まったりするなどの報告もあり、万が一、お湯が自然と枯渇するような事態になったら、要警戒かもしれません。

では、明治・大正期の他の地震も見ていきましょう。

 

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人的被害は今でも最多の関東大震災 

【明治・大正時代】は約60年(1867年~1926年)の間にM7クラスの地震が計29回起きております。

2年に一度は日本各地のどこかで巨大地震が発生している計算。

これを他の時代と比べてみます。

【古墳~平安時代】20回(416~1192年)約39年に一度
【鎌倉~戦国時代】16回(1192~1603年)約25年に一度
【江戸時代】60回(1603~1867年)約4~5年に一度
【明治・大正時代】29回(1867~1926年)約2年に一度

あきらかに地震の頻度が高くなっておりますが、これは【地震の記録技術・環境】によるもので、おそらく昔から同じように日本では頻繁に大地震を繰り返していたのでしょう。

では、明治・大正時代に発生したM7クラスの地震をすべて見てみましょう。

回数 地震地域 規模
No.1 1872年 浜田地震 M7.1
No.2 1881年 国後島地震 M7.0
No.3 1893年 色丹島沖地震 M7.75
No.4 1894年 根室沖地震 M7.9
No.5 1894年 東京地震 M7.0
No.6 1894年 庄内地震 M7.0
No.7 1895年 茨城地震 M7.2
No.8 1896年 三陸沖地震 M8.2
No.9 1896年 陸羽地震 M7.2
No.10 1897年 宮城県沖地震 M7.2
No.11 1897年 宮城県沖地震 M7.7
No.12 1898年 宮城県沖地震 M7.2
No.13 1899年 三重県地震 M7.0
No.14 1900年 宮城県北部地震 M7.0
No.15 1901年 青森県東方沖地震 M7.2
No.16 1901年 青森県東方沖地震 M7.4
No.17 1902年 青森県東部地震 M7.0
No.18 1905年 芸予地震 M7.25
No.19 1909年 房総沖地震 M7.5
No.20 1909年 宮崎県西部地震 M7.6
No.21 1911年 喜界島地震 M8.0
No.22 1914年 桜島地震 M7.1
No.23 1914年 仙北地震 M7.1
No.24 1915年 十勝沖地震 M7.0
No.25 1918年 ウルップ沖地震 M8.0
No.26 1921年 龍ケ崎地震 M7.0
No.27 1923年 関東大震災 M7.9
No.28 1924年 丹沢地震 M7.3
No.29 1925年 但馬地震 M6.8

 

江戸時代の項で記しました通り、江戸末期の1854年に南海トラフで安政東海地震が発生しているため、明治から大正にかけて同震源域では大きな地震が起きておりません。

次に来るのは昭和のことで、明治・大正期にかけて最も被害の大きくなったのは、1923年の関東大震災が断トツです。

上記の画像をご覧の通り、この地震と火災がいかに恐ろしいものであったか、ご理解いただけるでしょう。

死者は行方不明者を合わせて10万5千人。全壊家屋は10万9千軒で半壊は10万2千軒、焼失は20万2千軒を超えました。

神奈川県の熱海では津波も観測されており、その高さはなんと12mです。

建物の倒壊や火災によって東京の住宅の6割も消失し、人々は仮設住宅での生活や東京からの避難を余儀なくされました。

今起きたらどうなってしまうのか?

 

 

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地震はやっぱり繰り返される

明治・大正期は関東大震災のインパクトがあまりにも大きく、他の地震にスポットライトが当てられることはあまりありません。

ただ、1905年芸予地震や1872浜田地震、1911年喜界島地震でも死者は出ており、1896年には三陸沖地震も発生しております。

当連載では何度も出てきましたが、東日本大震災と震源域を同じくする三陸沖での揺れであり、その規模はM8.2。死者は2万人を超えております。

被害者のほぼ全てが津波によるもので、このときは岩手県で18,158名、宮城県で3452名、青森県で343名、北海道で6名の方が亡くなりました。

2011年3.11よりも震源域が北に寄っていたのでしょう。

日本は北から見て、【三陸沖】【新潟沖】【首都圏直下型】【南海トラフ巨大地震】【芸予地震】 などの巨大な海溝プレート型震源域のほか、全国各地に断層が点在しております。

1995年阪神淡路大震災や2013年淡路島地震などが、皆さんにもよく知られた例でしょう。

そして今回の【芸予地震】で、あらためて地震の周期の怖さが身に沁みたハズ。

くれぐれも警戒を怠らぬようにしたいと思います。

Contents

第一章 古墳・飛鳥・奈良・平安
第二章 鎌倉・室町・戦国
第三章 江戸
第四章 明治・大正
第五章 昭和・平成

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※過去の地震記録は、内閣府の地震調査研究推進本部の資料や『理科年表』(国立天文台編)を元に進めております。

 





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