鳥取城に登り「渇え殺し」の地獄絵図を妄想してみた(；ﾟДﾟ)

秀吉が陣を張った山も見えるやないか

本丸が見えてきました。

ここまで30分くらいでしょうか。見晴らしもよさそうですねえ。

本丸です。

ここまでくると途中の薄暗い登山道が嘘のようにすっかり公園の趣ですね。

遠くに鉄塔が立っている山が見えるんですが。

こちらが秀吉の布陣したといわれる山です。

あそこから、うまそうに飯を食べている光景を見せつけてきたのでしょうか。
秀吉ならやりかねませんね。

夜な夜な餓死者の亡霊が出たんじゃね？

天守台からは鳥取砂丘も見えます。

鳥取へ行って来たと言うと、ほぼ全員が「鳥取砂丘行ったんだね」と返してくるのですが、もちろん私は「いや、鳥取城だよ」と言ってやりましたよ。

みんなポカーンとしてましたがね。

下山しました。
しかし餓死者続出のこの城に、江戸時代に鳥取藩主となった池田家の人たちはよく住みましたね。

当時は夜な夜な見えちゃいけないものがたくさん見えたと思います。

最後に大手門から出ます。

自販機と小屋が「食い違い虎口」の雰囲気を台無しにしていますが、

30年後は立派な門が立っていることでしょう。

◆鳥取城の攻略ポイント
「腹が減ったらスナバCOFFEEへ行こう」

筆者：R.Fujise（お城野郎）

日本城郭保全協会 研究ユニットリーダー（メンバー1人）。
現存十二天守からフェイクな城までハイパーポジティブシンキングで日本各地のお城を紹介。
特技は妄想力を発動することにより現代に城郭を再現できること（ただし脳内に限る）。