毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。
第29回放送の注目は黄表紙『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』をもとにした劇中劇でしょう。
二枚目役者の王道を行くような古川雄大さんが、もっさりと冴えない艶二郎を演じ、大金を叩いて「モテ男」になってやる!というしょーもないネタなのですが、これがやりきるからこそ面白く……。
ということで漫画で振り返ってみましょう!
編集会議
◆手ぬぐいに描かれたイラストが非常に印象的!
欲しい!
著者のアニィは、もうジャック・ニコルソンにしか見えないようです。
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続編
◆史実でも遊び人として知られる山東京伝(北尾政演)。
そんな人物が黄表紙最高作ともされる物語を書く――それはどんな状況で書かれたのか?
説得力あるようにドラマで描くには、周囲から圧をかけられ「書かずにはいられなかった」という流れにするのが確かに自然な状況に思えますね。
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『べらぼう』古川雄大が演じる山東京伝は粋でモテモテの江戸っ子文人だった
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酷評
◆「書き直し」は辛い。
頭を悩ませ、どうにか生み出したものをイチからやり直しだなんて、もう無理だ!
そうは思っても、いざ仕上がりを見たら「コレじゃない感」というのは否めないわけで……結局、おていさんの第一印象が全てだったりするんですよね。
そもそも山東京伝本人が「言われた通りに書いただけ」という後ろ向きスタンスでは傑作など生まれませんわな。
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