毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第28話の注目は、藤原定子の死ですね。
一条天皇の心をつかんで離さなかった藤原定子は、兄弟の政変に絡んで出家をしながら、3人の子を出産。
最後に娘を産んだとき、ついに力尽き……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
さすがの行成
◆温厚キャラNo.1だった藤原行成が珍しく語気を強めて一条天皇を諭したこの場面。
すでに藤原道長には「藤原彰子の中宮OK」という返事をしており、土壇場で覆されそうになって焦ったでしょうねー。
現代社会でも多々ありそうで、他人事とは思えない方も多かったのでは?
行成の、中間管理職的な苦悩がにじみ出ていました。
藤原行成は道長を助けて自らも出世~書と政務の達人は道長と同日に死す
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横笛
◆理屈には、さらなる理屈で対抗!
それでも動じることない――こういうマイペースな女性って実はモテますよね。
史実の藤原彰子(道長の長女)はどんな女性?道長・式部・一条天皇との関係は?
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一帝二后
◆平安貴族の前例主義って、現代の日本社会とよく似ているかもしれません。
「新しいことに挑戦して失敗したらお前の責任な!」
ってなわけで、チャレンジした人が損をする。
前例主義だけにとらわれない――このときの藤原実資の柔軟性こそ、実は大事なことなのかもしれませんね。
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