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NHKドラマ『柳生一族の陰謀』徹底レビュー! 時代劇への熱量が夢じゃない夢じゃない

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NHKドラマ『柳生一族の陰謀』徹底レビュー
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宗矩と十兵衛の存在意義

これで家光の勝利は確定。忠長はとんでもないことになりました。

勅使である三条西大納言を殺してしまった。もう申し開きができない。宗矩の陰謀が光ります。

いくら浪人どもが自称しただけとはいえ、言い逃れができない。

忠長は、兄の謀略だと自覚しつつ、城に篭るしかないのです。家光は、大罪人たる弟を殺すために、諸大名に呼びかけてもよいのです。

荒唐無稽なようで、日本史の要素ではある。繰り返しますが、幕末において諸大名は、朝廷につくか、幕府につくかで真っ二つに割れます。

そしてそんな権力争いに、もう一つの要素を加えたことが、本作の意義なのです。

十兵衛は、茜から嘆きを聞きます。

あまりにどす黒い父の陰謀に、フリーランス剣豪である十兵衛は怒りを滾らせるのです。

十兵衛は、父に陰謀の数々を問い詰めます。

勅使遭難、不快極まりない!

主膳、左源太、根来衆が死んでも、涙ひとつこぼさない!

ただの駒とお思いかッ!

宗矩は浮かれてルンルン状態で、十兵衛が激怒してもどこ吹く風ではあります。

「武士の世は勝った者だけが正しい。亡くなった者たちも、徳川体制の礎になれたと思えば、文句はなかろう……忠長の命運は、もはや風前の灯火……」

そう蝋燭を吹き消す吉田鋼太郎さんの演技は、ゲスな宗矩の極みといったところはあります。

宗矩を殴りたい! 宗矩は、殴りたい、斬りたい、ぶちのめしたい、地獄に落としたいと見ている側が怒ってこそ、その存在意義がある。

「親父殿。今ほどあなたと同じ血が、この体に流れていることを恥じたことはない! わずかでも、わずかでも、里心を抱いた我が身の不覚!」

どうして十兵衛は大人気なのか?

戦後ともなれば、彼はただの剣豪としてだけではなく、自由と権利を主張するアイコンと化している側面はある。

組織に縛られない。命を大事にする。個人を大事にする!

そういう目線から日本の歴史を見るためには、十兵衛は象徴となるのです。

彼は組織の建前だの、圧力だの、そういうものへ反逆する。体制反逆者としての顔があればこそ、国際的にも評価される「アイパッチのクールなサムライ」たり得るのです。

十兵衛に選ばれるということは、その時代のそういうアイコンであることを背負わねばならない。溝端さんは大変ではありますが、それができるからこそ選ばれたと思っていただければと。

所作も綺麗だし、それでいて野性味もあるし、時代劇特有の語彙も噛まずにきっちりクリアに読み込んでいる。

この劇場を父にぶつける演技は見事で、これが令和の十兵衛だと世界に向けて発信できると思います。

柳生十兵衛は普遍的かつ、組織に縛られないという意味で、2020年代において世界が必要とするアイコンだと思えます。

『ゲーム・オブ・スローンズ』は、惨殺だけではない。アリア・スタークのような、自由きままなアイコンも生み出してきた。そういうアリアに対抗する人物として、もっと十兵衛を推したいと思います。

これからは柳生十兵衛の時代だ!

 


いやな日本的組織学と世界観

さてここで、やっと最後の大物が出てきました。

徳川尾張中納言義直です。家康の息子は、伝奇時代劇では大体酷い目にあいますが、どうなることやら……。

叔父として、事態の掌握に出てくるわけです。

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忠長は、この叔父に我が身の潔白を語るわけですが。

忠長の言い分「無実です!」

・父である秀忠は毒殺されたんです! 兄上(家光)がやりました! それが事の始まり
→嘘つけ! 義直はめんどくさすぎてそこから考えられるかというもの

・父上が廃嫡したから!
→嘘つけ! 家康の言葉を無視する? やめてくれ……

・勅使も殺してないよ!
→嘘つけ! もうお前は病的な嘘つきだな

ひとつやふたつならともかく、こうなったら徳川家は全部嘘だということにして、忠長に押し付けて死んでもらうしかなくなります。

ああ、いやな日本的組織学と世界観。

こういう話の骨子を作った深作氏は日本社会に恨みでもあるのか? まあ、世代ごとありますよね。戦中派だからさ。

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こうなると、伊達政宗は真っ先に婚儀を白紙に戻すし。確かに風前の灯でした。家光から開城せよと言われて、もはや打つ手がないのです。

 


おとなしいようで狂気をひめた家光

武装した我が子に、於江与は泣きつきます。

「忠長! 今からでも遅うない、江戸に出向いて、家光に頭を下げるのじゃ!」

忠長は軍議の席だから母上はお下がりくださいと言う。

於江与は絶叫。

「戦などこの母が許しませぬ! 死に急いではならぬ、生きておくれ、生きておくれ!」

素直に家光に従わねばならない。従う家臣を死なせてよいものか! そう言われ、忠長は開城の儀はやむかたなしと認めるしかないのです。

於江与は、最後の望みを賭けて家光に目溢しを求め、泣きつきます。悪いのは土井大炊頭、忠長は焚きつけられただけだと釈明するのです。

けれども、家光はつっぱねる。

今さら無視のいい話。聞き入れられぬ。廃嫡しようとした方の仰ることは信じれぬ。

そしてこう胸の内を訴えるのです。

「血を分けた母に捨てられたこの地獄、どれほどのものか、あなたにわかるか!」

そして「忠長の辞世を聞き届けおやりなさい」と突き放します。

岡山天音さんは絶品です。伝奇時代劇は激情と冷酷さのアップダウンが激しいのですが、彼はきっちりと受け止めています。

オリジナル版の松方弘樹さんは素晴らしいけれども、ちょっと強すぎたかもしれない。あれを目指さず、おとなしいようで狂気をひめた、令和版の家光をうまくこなしたと思います。天晴です!

於江与はあれほど軽蔑していた御福にとりなしを頼みます。

しかし、御福は冷たい。扇で叩き、こうです。

「あなたが見切った息子が、将軍になる……己の愚かさを噛みしめながら、一生後悔なさるがよい」

於江与は絶叫しながら、のたうち回るしかありません。こういう地獄のような場面が続いてこそ、伝奇時代劇です。

忠長は宗矩から「お上の思し召し」を聞き、愛した阿国の笛を吹いてから切腹します。

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しかも、介錯なし。なんでそこまで絶望的な残虐性を発揮するのか? それが伝奇時代劇の世界。荒井敦史さんは高貴と爽やかさと悲哀のある演技を見せつけました。

 

「情で動けば隙がうまれる」

宗矩は竹林を歩いています。

なぜ、伝奇時代劇の剣豪は、特に意味もないのに竹林をやたらと歩くのか?

これもお約束です。そして竹林を剣豪が歩いていると、敵が襲ってきます。竹林は、RPGのダンジョンだと思ってもよろしいかと。イベント発生ポイントですね。

はい、小笠原玄信斎の登場。

「娘の仇とらせてもらう。さあ、刀を抜け。ここがおぬしとわし終焉の場だ!」

いや、阿国を捨て駒にしておいて何言ってんだこいつ? そういう伝奇もの剣豪あるあるマッチポンプ発言はさておき。

宗矩は重々しく流麗な太刀筋で、玄信斎を斬ります。

「情で動けば隙がうまれる。そんなことも忘れたか、愚か者が……」

敵は倒れ、血を吐き死にました。この宗矩のセリフを覚えておきましょう。やはり、定期的に剣豪は竹林で戦わないと。そういう使命感がそこにはあります。

そのころ根来衆の村では。

マンが花嫁装束を着ています。マンの母・コウは、父にも見せたかったと振り返っています。

十兵衛は「祝言に酒がないのも寂しかろう、近くの村で仕入れてくる」と言い出します。お酒が好きなので。

そのころ、義直は忠長の切腹の経緯を調べる使命感を帯びています。柳生宗矩の陰謀なら、事の理非を糾す必要性があるわけです。それでも宗矩は「ご案じめされるな」と余裕があるようですが。

そして根来衆の村は、襲撃されます。左門が率いる一団が襲い掛かるのです。

花嫁衣装のマン。そのマンとの結婚を目指していたハヤテ。そして彼らを庇おうとした茜。幼い子どもまで、無惨にも口封じとして殺されてゆく。彼岸花の赤い色が血のよう。

「兄上、何故、このような酷いことを……」

左門は茜に「許せ」と言いつつ、刺殺してしまいます。左門も叫び、精神が破壊されてしまったようです。

酒を買った十兵衛が戻ると、根来の里は死屍累々です。

「ハヤテ、マン! 茜! 茜、しっかりしろ、誰にやられた?」

「左門兄様が……手勢を引き連れて……」

「左門が何故!」

「早く逃げてください……」

「馬鹿を言うな、お前も一緒に旅をするのだろう!」

「十兵衛兄様、茜は、幼き頃より、十兵衛兄様のことを……」

「茜ッ、茜〜!!」

かくして、陰謀ゆえに宗矩は我が子をまた殺したのでした。

口封じだ。伝奇時代劇で十兵衛に恋した女は、やたらと惨殺されるなあ。

そういうことはさておき茜を演じた飯豊まりえさん、お疲れ様でした。愛くるしくて凛としていて、切ない茜。オリジナル版の志穂美悦子さんにメロメロの、サミュエル・L・ジャクソンも気にいるんじゃないかと思いますよ!

さあ、ラストスパートだ。

 


十兵衛が手にしていた物体は……

元和9年(1623年)伏見城

家光は将軍宣下を受け、将軍となりました。徳川将軍ってなんなんですかね。そんな疑問が湧いてきます。

そんな家光は、家康の甲冑を前にして語ります。

父上の意に背いて、よりにもよって仇討ちどころか殺害犯と手を組んだ。

弟を殺し、母に死に勝る悲しみを与えた。

後悔はしていない――。これが我が道。親に会うては親を殺し、仏に会うては仏を殺す。不退転の歩みを続けるでしょう。そう締め括ります。

そのうえで、父上にコメントを求める。完全にぶっ壊れた感があります。

そこへ足音が響く。

「何者だ!」

「柳生宗矩が一子、十兵衛三厳推参」

さあ、十兵衛は何をするのでしょう?

徳川家の警備体制は、まあ、いいんです。そこは柳生一族なので、抜け道を知っていてもおかしくはありません。

柳生宗矩はその頃、一万石を得てホクホクしています。

一万石となれば大名になれる。柳生藩だ! 思えば石舟斎が松永久秀に仕えて苦労を重ねて、剣術指南役としての道を見出し、ここまで辿り着きました。

戦国時代の大和国の争乱や、巻き込まれた柳生一族のことを思えば大出世です。剣豪としても、最大限のサクセスストーリーではあるのです。そりゃ浮かれますね。

そこへ、戸が開いて十兵衛がやって来ます。

「十兵衛、来ておったか。見よ十兵衛、上様から褒美として、一万石の所領を頂戴した。これで柳生も、晴れて大名の仲間入りじゃ」

しかし、十兵衛は喜ばない。むしろ……。

「親父殿……あなたは俺の大切なものを奪い、殺し尽くした……まさに悪鬼羅刹そのもの」

「何ごとも主君の御為じゃ」

「それで全てが許されるとでもお思いか! あなたの為されたことは未来永劫許されることではござらん!」

「ならばどうする? 今ここで、わしを斬るか? 何がおかしいのじゃ?」

十兵衛は笑い出します。

その手にしたものから、血がポトリ。

「親父殿、俺もあなたの大切なものを奪った!」

はい、ここで十兵衛が手荷物を見せます。

家光の生首でした。

「うわーっ!」

十兵衛は左源太はじめ根来衆、そして茜の仇だと叫びます。

「おのれ十兵衛ぇえ!」

宗矩は刀を抜こうとしますが、その利き手を十兵衛が切り落としておりました。血飛沫が飛び、それを浴びながら十兵衛は言い切ります。

「一生悔いて生きろ……」

ここで殺さない。

隻腕の剣術指南役、特技を封印して生きていけ。

地獄に落とす。

十兵衛の確固たる意志を感じます。

そして十兵衛が去ったあと、異変を察知した御福、松平信綱らが目にしたものは……?

 

夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ〜夢じゃ〜!

このようなことがあってはならぬ!

こんな馬鹿なことがあってはならぬ!

これは夢だ、夢を見ておるのだ!

上様、上様、上様ーーーーー!!

各々がた、お騒ぎあるな、何ごとも、何ごとも起こってはおらん!

これは夢でござる!

今日この日、徳川の世は、磐石の極みについた!

かような悪夢に惑わされてはならぬ!

夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ〜夢じゃ〜!

錯乱しきり、現実逃避をした宗矩の姿でした。

家光が何者かに暗殺されたという史実は、歴史書には存在しない。

しかし、権力による真実の隠蔽が、いつの時代も行われていたことは、確かである。

こののち、家光は28年にわたって将軍を務めた。それに関わって誰がどのような陰謀を張り巡らせたのか、今となっては知る由もない――。

そう重々しく語られ、このもうひとつの物語は終わるのでした。

 


MVP:柳生宗矩

宗矩を演じ切れる役者なくしては、そもそもこの企画は動いてすらいないはず。

吉田鋼太郎さんあっての本作。オリジナル版と同じにしない、踏襲せず、設定をふまえて新たな解釈をすることに重きを置いていると思いました。

経歴として、シェイクスピア俳優である吉田さん。だからこそ、新解釈にぴったり当てはまったのかとも思えます。

奇しくも、シェイクスピア劇の時代は戦国から江戸初期に重なる。

日本史だけではなく、世界史的にみて、当時どういう人間像があったのか?

そこを表現できる役者として、起用した意義を感じます。

 

総評

本作は素晴らしい。今できる範囲で、最善を尽くしたからにはそう言い切ります。

でも、素晴らしいという言葉は捨てて、さらに先に進んで欲しいとは思いました。完璧ではないし、まだまだ底を上げられるはず。

本作は作られただけでも意義があります。

時代劇で使われる施設を観光する。あるいは時代劇そのものを鑑賞する。するとどうしたって気持ちが暗くなりました。

和服特有の所作があまりに汚い。演じる側ではなく、指導者がいないことがわかる。

殺陣も甘い。

脚本の語彙力が低い。

時代劇特有の言い回しがあまりに少ない。

日本史に興味関心が薄いことが伝わって来る出来。知識ではなく、情熱の問題です。

セットも、エキストラも、お金をかけたくないことがわかる。

時代劇需要の減衰で、そのものが破壊されかねない危機感はありました。

民放が捨てたラインナップをNHKが拾い始めて、やっと危機感が実りつつあるのかとは思った。

それに、世界的な時代劇のニーズからも遠い。

『ゲーム・オブ・スローンズ』は、残酷展開が話題になったのに、日本はむしろそういうものは避ける傾向すらあった。

残酷表現は、ただの悪趣味でもない。権力がいかにして人を踏み潰すのか、そういう啓発の側面もあるはずなのですが。

 

このままでは、流出した日本刀や浮世絵のように、時代劇は終わる。

ジャパニメーションもそうなるかも。

Amazonの『MAGI』を見ると、人材流出が証明されたようで、悲しくなったものです。

 

でも、やっと、安堵できると思える。そんな今年の大河とこの作品でした。

期待半分、不安半分で見る反応は多かった。

実際に「どうせオリジナル版には及びもしない」という声は放送前からありました。

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言いたいことはわかる。

軽いとか。チャラいとか。

そういうことでなくて、こういう作品作りに回帰しただけでも偉大であるということは、何度でも主張したい。

本作には、時代劇のお約束要素が詰め込まれていて、作り手の時代劇への想いがありました。

彼らはオリジナル版に乗っかるだけではない、新たなものを作りたい気概がある!

昭和の作品に対して令和の解釈をすることは、むしろ果敢な挑戦です。

シェイクスピア劇は、シナリオはそのまま使いながらも、現代劇にしたものもありまして。

※『英雄の証明』は『コリオレイナス』

※時代をずらした『リチャード三世』はマーティン・フリーマンが主演

そういうことをすることで、人間の普遍的な罪業を描くことはありなのです。昭和でなくて、令和には令和の作品が必要なのです。

しかし、権力による真実の隠蔽が、いつの時代も行われていたことは、確かである。

このラストのナレーションに、ゾッとした方もいたことでしょう。

記録の改竄。

口封じのために消される命。

フェイクニュースに騙されるとされる民衆。

SNSに並ぶ、別人のもののはずが文体も写真も同じ投稿。

組織のために利用され、いらなくなったら捨てられる存在。

日本人が、日本の歴史が、高潔で生真面目であるどころか、保身を考える嘘まみれで猜疑心がたぎって来るものだった――そう示す本作が、時代にフィットしてしまうというのは、ある意味極めて不幸なことです。

深作欣二氏のような戦中派が、こうした荒唐無稽なようで人の心をすくいとる作品を世に送り出してきたのは、警告のような気がしてきて、背筋に寒気がはしることは確か。

エンタメで武士道をすりこまれ、それを戦後否定された痛みや苦しみが作品の底から感じられるのです。

本作の出来がよいことは、極めて不幸だとは思う。

平成版のリメイクは、知名度だけに頼り切った退屈な作品でした。昭和版に通じるような不信感がまだ足りないからこそ、ああなったのかもしれない……。

本作を作られたことは、意義がある。

その一方で、時代と重なり合うことは、極めて苦々しい話だとは思います。

でも、苦しい時代に、浮かれ騒いでほっこりきゅんきゅんしていると、危険しかないのです。

「これは夢でござる!」と現実逃避をしていては、何も改善しません。

令和の時代にふさわしい一歩が、この作品から刻まれてゆく。それは意義があることなのです。

崔杼弑其君

こういう故事がある。歴史の改竄がいかに罪深いか語る言葉です。

そういうことをされていないか噛みしめ、考えることになるということは、実は重大深刻なのです。バカ時代劇のようで、こういう作品には問題提起がある。

ではみなさん、ご一緒に!

夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ、夢じゃ〜夢じゃ〜!


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文:武者震之助

【参考】
柳生一族の陰謀公式サイト/NHK

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