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おんな城主直虎レビュー

『おんな城主 直虎』感想レビュー第19回「罪と罰」歴史に翻弄されこそあれ面白きかな

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井伊の手の者が材木を盗んだのではないか!?

こんばんは、武者震之助です。
今川と武田の同盟が破棄されようかという時なのに、なぜか今週は木材窃盗騒動とのこと。

井伊谷では、収穫した綿花から又吉という男の指導により布を作ることになりました。
「綿毛の案」は、なかなか好調です。
この場面での井伊直虎は、小袖の上半身を脱いで腰の部分で袖を縛っています。考証担当者力作の戦国ファッションとのことですので、是非ご注目ください。

そんな井伊谷を騒がせたのが、井伊谷三人衆の一人である近藤康用が持ち込んだ材木泥棒騒動。なんと井伊から何者かが近藤領に入り込み、材木を盗んだとのことです。

昨年の『真田丸』でも材木窃盗をめぐり、信繁らと村人同士が乱闘していました。
戦国期の材木は燃料であり、建築材であり、合戦にも欠かせないもの。今以上に価値があると言えます。死活問題です。

康用が井伊を疑うのは、綿栽培のために人を呼んで働かせていたからです。現在も移民は犯罪につながるという排斥論がありますが、よそ者は警戒されるわけですね。

後ろ暗い奴ら、怪しいものがいるのではないかと康用に言われて、直虎はカチンと来ました。直虎は自分自身を批判されるより、自分が庇護している者や大事に思う者が悪く言われることに腹が立つタイプです。

二人が一触即発となったところを、奥村六左衛門が「山狩りをしましょう!」と提案しておさえこみます。

 

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近藤領だけでなく井伊領も材木窃盗の被害に……

犯行現場に山狩り部隊がたどり着きました。
直虎たちは想像以上の被害に驚きを隠せません。これは計画的、組織的犯罪ですね。

しかも近藤領だけではなく、井伊の土地まで伐採のあとがあると判明。これで疑いが晴れたかと直虎が思ったら、康用は「井伊の自作自演では?」と疑いだします。

「そんなすぐにこんな大規模な伐採ができるわけないだろ!」

怒る直虎。二人の争いはこじれてゆきます。こうなったら、解決はもはや真犯人逮捕しかないようです。

直虎は政情の変化を感じとり松平と結ぶため、山伏の常慶と接触しようとしますが、まだ接触できていません。一方、駿府で、は小野政次瀬戸方久今川氏真から火縄銃製造進捗をせっつかれます。

「いやあ、尻の穴の溝がうまくできないんですよぉ」
のらりくらりとかわす方久に、氏真が怒ります。
「尻の穴の話はもう聞き飽きた! いいからさっさと種子島を作れ!」

いくら銃の話とはいえ、尻の穴を連呼するとは……。

氏真は追い詰められていて、余裕がありません。寿桂尼は死の淵から復活したものの、状況は芳しくないようです。

 

材木窃盗の犯人たちとバトル勃発! 傑山の弓が炸裂す

龍潭寺で手習い中の虎松は、年上の学友相手に五目並べで「勝ちはしないが、負けもしない」状況に持ち込めるほど成長しています。

山狩りから三日経過。
龍潭寺で傑山をレンタルして、そのまま連れて現場に向かった直虎は、隠れ潜んでいる中野直之に合流します。と、そのとき、ただならぬ声が聞こえてきました。

立ち上がる直虎たち。このとき傑山がカモフラージュ用の布をはねのけてブワッとジャンプする姿が見事でした。

駆けつけると、康用と配下の者が乱闘になり、犯人を追い詰めています。しかし敵は強く、苦戦中。犯人たちは投げ網や吹き矢を使い、巧みに戦います。
しまいには高性能の吹き矢で次々と眠らされてしまいます。刺さったら即座に寝てしまうって、どんな吹き矢だ!

傑山は敵の気配を察知し、自慢の弓で射貫きます。
傑山は弓の名人という情報はあったものの、実際に射つ動作は初めてです。

他の僧とは違って袖をまくり、常に筋肉を見せ付ける魅惑のマッチョ僧・傑山の武力が、今解き放たれます! おお、これはカッコイイ!

 

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旅の男は殺すべきか、百叩きで済ますべきか

傑山の矢を受け、直之に捕まった男の正体は、直虎が出会った旅の男(演:柳楽優弥さん。第16回から登場)。直虎は驚き、男は「この方には旅先で直虎に水もらいましてね〜(第16回)」とへらへら言います。

康用は激昂して即座に斬り捨てようとしますが、直虎が井伊へ引き渡してもらいたいと止め、連行することにします。旅の男は牢屋に閉じ込められるのでした。

直虎は直之から「あの男とどういう関係なんですか?」と問い詰められ、綿毛栽培(第16回)と虎松の件(第17回)で知恵を借りたのだと言うしかならなくなります。一件落着と笑顔の直虎に、直之はこう言い放ちます。
「おかげで、こちらであの男を打ち首にしなければならなくなりましたけどなあ」

何も死罪にせんでもと及び腰の直虎に、直之は「井伊の先祖が守った土地から材木を盗んだ男に甘くしてどうするんですか」と迫ります。六左衛門はとりあえず戻った政次に相談しては、と言いますが問題の先送りに過ぎないでしょうねえ。六左衛門ってあまり役に立たない存在に思えるんですけれども、現代のオフィスにもいる調整型の中間管理職ぽくて、同情してしまいます。

直虎はやっぱりあいつを斬りたくないなあ、と悩んでいる様子。翌朝、政次に相談しますが彼の結論も「死罪」です。

政次の場合、康用と違って怒りにかられてというよりも、その男と一党が起こしかねない犯罪の抑止に重きを置いています。直虎はいつものように政次と反対のことをすると宣言。死罪ではなく「百叩きにでもすればいい」と結論を出します。

 

恒例となった政次の六左衛門尋問タ~イム

政次は直虎の態度に不審を抱き、恒例の六左衛門密着尋問タイムで事情を聞き出します。
井伊家臣と井伊家臣の顔が近いぞ。高橋一生さんの嫌味な演技パターンが面白いのです。

納得いかない直之は、直虎に賊を斬首しないとどうなるかと詰め寄ります。直虎は「うるさい! 女の部屋に入ってくるな!」と追い払います。

そこへ南渓から直虎に呼び出しが。直虎が龍潭寺に向かうと、そこに待っていたのは政次です。思わず逃げ出そうとする直虎。先週は直虎が政次の袖をつかみましたが、今週は政次が直虎の袖を掴みます。

政次は盗賊を見逃してさらに領内で犯罪が起こったらどうするのか、と犯罪抑止の側面から説得にかかります。

理詰めで迫られて直虎は「殺すことはない、労役に用いればいい話。そもそも人手が足りないんだから」とやっと反論をひねり出します。




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政次は一応これで納得した様子です。しかしこのときの政次の態度を見ていると、本当に直虎の提案通りにするのか疑問が生じます。そしてこの場面「恩に着るぞ。鶴!」と言われてどこか嬉しそうな政次の様子がねえ。

 

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