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おんな城主直虎レビュー

『おんな城主 直虎』感想レビュー第22回「虎と龍」不穏な材料にゾックゾクするやろ~

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こんばんは、武者震之助です。
龍雲丸率いる盗賊団を、木材切り出しのために雇用すると決めた井伊直虎。家臣たちはその決断に怒り、驚きます。

今週は「地域社会にやって来たよそ者と、住民はどう折り合うか?」という現代にも通じるテーマのようですね。

 

直虎と政次が2人揃って龍雲党の視察に出かけ

直虎はとりあえず寺の預かりにしようと南渓和尚に頼みます。
と、この生臭坊主は「イケメンだしなあ。目がいいよねえ」となかなか失礼なことを言うのです。
「べっ、別にそういうことじゃないし! スキルのある人間を雇用したいんだし!」
と反論する直虎。そう本気で思うなら小細工するなよ、と言う南渓です。

それもそうか、と早速、小野政次に相談する直虎。
「……はぁ」
しかし小野政次は、深いため息をつき、思い切り「馬鹿じゃないの」という顔をする。

直虎は政次と作業現場に向かいます。既に元盗賊団は、奥村六左衛門が楽しそうに仕事をしています。
元盗賊のためかこそこそ作業しているんですよ、と六左衛門がぽろりと漏らしてしまい、気まずい空気が流れます。

龍雲丸と対面した政次は、威嚇するような足ドンポーズを取りながらも、表面的には慇懃な態度で作業を見て回ります。

近藤殿(近藤康用)がいるから、領地の境には近づくなよ、井伊は匿ってやっているんだからな、と脅す政次。
「恩着せがましいこと言われなくても、いつでも出て行けますよ」
龍雲丸がそう毒づくと、政次は満面の笑みを浮かべて「それはありがたい」と言うのでした。

心底いなくなって欲しいんでしょうね。今週も政次の顔芸が面白い。
冷たい態度の政次に、直虎は「悪いことしないように気をつけるからね」と言いますが、嫌味を返す政次でした。これは完全に政次は、スネているんじゃあないでしょうか。

 

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初めての伐採作業におっかなびっくり、その後にキュンキュン

直虎は、六左衛門や高瀬を連れて、森林伐採現場へ。
今週も真壁刀義さん扮する力也が頑張っています。プロレスラー枠としてうまい起用ではないでしょうか。

盗賊たちの慣れた手つきに関心しきりの直虎と六左衛門は、自分たちも鋸での木材伐採にチャレンジ。
当たり前ですが、チェーンソーみたいな便利なものがない時代、木材加工はホントに大変だなぁと思っていたところ……
「いいですか? 手はこう」
直虎の背後から龍雲丸が手を添え、鋸の引き方を始動するのでした。

イケメンと顔が近づいてドキドキする直虎。直虎の手の白さ、繊細さと龍雲丸の手の色の違いがなんとも色っぽいですねえ。

高まる鼓動。そもそも鋸を前後に引く動きがちょっと、と思っていると!
「歯が入ったのがわかります?」
直虎の耳元でささやく龍雲丸……って、なんちゅうもんを見せてくれるんやNHK! これはアウトじゃないのか!!

煩悩MAXの直虎は、イケメンとの顔が近いことに動揺。思わず身を引いて走り出し、モグラ(ゴーグル男)の元へ逃げ出します。
煩悩を隠すように大根を洗いながら、「一味に読み書きができる者がいるらしいな」とモグラに話しかける直虎。読み書きができるのは龍雲丸で、しかも彼は武家の子らしい、と聞き出します。

 

まるで少女漫画のように思い出していると……浮かんでくるのはスケコマシ

その夜、直虎は龍雲丸の出生に思いを馳せます。
というか、完全に妄想モード。もしかすると、井伊直親のように追われていて、そのまま家に戻れなかったのかも、とときめく直虎。

「もしかして、亀の代わりに井伊を守るために……?」
ドキドキ煩悩タイムです。
つーか、こんな正統派少女漫画みたいな展開でいいんですか!? と思っていると、ロマンチックな音楽が止まります。

「我らはともに、見事にスケコマされたということでございましょう!」(第20回より)
回想に出てきた“しの”の言葉に我に返り、寝ることにする直虎でした。

一方で龍雲丸も「細っこかったなあ」と直虎のことを思い出していたりはするんですが……。
これは政次が気の毒なパターンだ。

 

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そのころ今川や、井伊谷三人衆の間では……?

駿府の今川氏真は、松平家康から同盟を断られました。

井伊谷三人衆の鈴木重時、近藤康用、菅沼忠久は、
「武田、松平、織田に圧迫されて、このまま今川はどうなるのか」
と話し合っています。

さらに話題は、井伊谷のことへ。
井伊が材木を扱うと知った近藤康用。いったいどういう経緯なのか、もしかするとあの盗賊でも使っているのか、という流れになってしまいます。
康用は濃いもみあげをふるわせ、動揺を見せるのでした。

龍雲党の存在に、井伊の領民たちも動揺します。
まぁ、変な格好ですし、怪しい雰囲気ですからね。しかも前科持ち。うろたえる領民に「元はみんな赤ん坊だし」としょうもないことを言う南渓でした。

直虎は龍雲丸を意識するあまり、様子を見に行けなくなります。

そんな直虎のもとに、元盗賊団たちが「ばくち場」を開いて困っていると領民の女たちがやって来ます。ばくちの蔓延というのは当時も社会問題や風紀の乱れとして認識されていました。

配下を率いた中野直之は、「ばくち場」を急襲。しかし龍雲丸は悪びれず「丁半ばくちくらい、かわいいもんじゃないですか。他の奴らだってやってるかもしれないし」とヘラヘラ。純朴な井伊の民に、あんまり刺激の強いことをやらないで欲しいと懇願する直虎です。

直之は、龍雲丸のなれなれしい態度にイライラ。




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この後も、村人の酒が盗み飲まれるわ。村娘が追いかけられるわ。
『龍雲丸たちが災いを持ち込んだのではなかろうか』というトラブルが続出します。
一方の龍雲党も『なんでこんなに疑われるのか』と怒り出します。
ついにはムッときた龍雲丸も「今までの分の給金をもらって出て行ってもいい」と言い出すのでした。

 

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