その日、歴史が動いた

UFO(未確認飛行物体)発見 日本でも江戸時代に「虚舟」が出現!?

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世の中には、不思議なものがたくさんありますよね。

人智ではまだ解明できないことや、前人未到の地、はたまた古い時代の謎の数々。
もどかしい気分と少々の恐怖が入り交じるところにロマンが生まれ、さまざまな学問が育ってきたわけです。

今回は、その渦中にある……かもしれないモノのお話。

1947年(昭和二十二年)6月24日、アメリカ・ワシントン州でケネス・アーノルド事件が起きました。

内容からすると「事件」と言っていいのかどうかビミョーなところ。

UFO(未確認飛行物体)を発見したというもので……まぁ、まずは事の顛末を見ながら、UFOの歴史についても触れて参りましょう。

1952年にアメリカ・ニュージャージー州で撮影されたUFO/Wikipediaより引用

 

輸送機を捜索中に「空飛ぶ円盤」を発見!

事件名になっているケネス・アーノルドというのは、とあるアメリカ人の名前です。

彼はこの日、自家用飛行機で行方不明になっていた海兵隊の輸送機を捜索していました。
5,000ドルという高額な報奨金目当てでしたが、それよりもっと凄いものを見つけることになります。

ワシントン州の中西部にあるレーニア山の中腹、高度2,900mほどのところで「空飛ぶ円盤」を見たというのです。

当初彼は、ジェット機かと思いました。
が、よくよく見ると尾部がなく、エンジンの音も聞こえず、飛行機とは異なる特徴を持っていました。

これをマスコミにタレこんだところ「空飛ぶ円盤」=Flying Saucerという呼称が生まれます。
ソーサーはティーカップなどを載せる平たいお皿のことですね。

しかもこの一件を当時のFBIが真に受け、同年6月30日に調査プロジェクトを発足させてしまったものですから、その後「目撃談」が相次いで報告されるようになりました。

UFOブーム第一弾といったところでしょうか。

アーノルドが「円盤は40km先に飛んでいた」にもかかわらず、やたらと細部の描写をしていることから、この事件そのものは「鳥か気球の誤認ではないか?」ともいわれています。

しかし、現在に至るまで、空飛ぶ何か=UFO目撃談が絶えないのもまた事実です。
それまで多くの人にそういう認識がなかったからなのか、本当に増えているのかはわかりませんが。

古い時代にも、「UFOではないか」とされるものの目撃証言があります。
いくつか見て参りましょう。

 

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聖書にもUFOが? というかそれが神?

イエス・キリストが生まれたとき「東方の三博士」が訪ねてきたと伝わります。
彼らは「”動く星”に導かれてキリストの家を訪ねた」と言っており、この”動く星”がUFOだと主張する方々がいるそうです。

同説を肯定する人は、聖画に描かれている円盤状のものもUFOとのこと。
それだと太陽も月も描けなくなってしまいそうです。

面白いといえば面白いですが。
その場合「世界三大宗教の一つが宇宙人によるものであり、全人口の1/3が地球外生命体の教えを信じている(支配されている)」ことになってしまいます。いいんですかね。

聖書に手を置いて宣誓するアメリカ大統領は、宇宙人に宣誓していることになってしまいます。
宇宙人とアメリカにはいろいろと噂がありますけども、そんなまさか。

神様も地球外生命体といえなくはないですけどねえ。

 

9世紀フランスでUFOにさらわれた男女も

9世紀のフランス中東部・リヨンではこんな記録があります。

「空から球状の物体が連なりつつ降下をしてきた」

球体からは男性3人・女性4人が降りてきたため、驚いた近隣の住民は4人を魔術師だと思い、処刑しようとしたのだとか。

しかしその4人は
「あの球体にさらわれた」
「あれに乗って世界中を旅してきて、やっと開放された」
と主張します。

近所の司教が彼らの言い分を聞き、住民をなだめて処刑をやめさせた……という話です。

この件の記録もその司教がつけたそうなのですが、年代がやたらとあいまいだったり、その後その4人がどうしたのかがわからなかったり、いろいろとアヤフヤです。

リヨンの人たちと話ができたのなら、さらわれた4人は同時代のフランス人だったということになりますね。

宇宙人(仮)もよく元の場所に戻してくれたものです。
空を飛べるのであれば、上空から見て同じ地形のところまで来るのは難しくないかもしれませんが。

 

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日本にもありました 江戸時代の茨城県に「虚舟」

日本でも江戸時代に報告がありました。
茨城県(大洗町または北茨城市)に現れたという、謎の船らしきもののことです。

虚舟うつろぶねと読みます。

字面から、それとなく雰囲気が伝わってきますね。
当時の記録にはこう記されているようです。

「鉄でできた丼のような形をしていて窓があり、文字のようなものが書かれている」
「異国の女性が乗っていて、箱らしきものを持っている」

その後については「あまりに異様なのでそのまま海に流した」という何の盛り上がりもツッコミどころもオチもない話となっています。
ただ、逆に淡白なところが興味を惹かれたりもするんですよね。

長橋亦次郎の描いた虚舟/Wikipediaより引用

「動力を持っていた」とか「空を飛んだ」という記述もありません。
となるとUFOに含めていいのかどうかビミョーですが、箱の中に女性(仮)がいるにもかかわらず「そのまま流した」ってのが、何とも酷い話ですよね。

流れ着いた時点で女性(仮)が生きていれば脱出しようとしたでしょうから、死んでいた可能性が高い気もします。
水葬という葬儀形態もありますし。

虚舟の正体についてはUFO説の他、おなじみのデタラメ説、西洋人漂着説、異国の神説などいろいろあるようです。
どうせならこじ開けて供養でもしておいてくれれば、その後の研究や伝承が捗ったのにな。

 

なぜ地上に降り立とうとしない?

そんなわけで「円盤」に限らなければ、謎の乗り物らしきものの目撃証言は多々存在します。
例によってその正体は現時点では不明で、いくつかの疑問は残りますね。

なぜ地球までやってくることが可能なのに、地上に降り立とうとしないのか?

全ての目撃証言が事実だとすれば、かなり前から地球へのルートが確立されているのに、なぜ一度に来る数や目撃回数が増えないのか?

などなど。

地球にはこれだけ水や資源があるのですから、UFOの中の人(仮)が無事に自分の星へ帰ることができていれば、攻め込んできてもおかしくないと思うのですけれども。
友好的・平和主義の生物ばかりとも限らないでしょうし。

「自分たちでは地球の大気や環境に適応できないことがわかったので来ない」とかですかね?

それにしても、地球に来られる時点で現在の人類よりも優れた科学技術を持っているはずです。
今はその準備段階、もしくは技術が途絶えてしまっている……とかですかね。

個人的には、国際宇宙ステーションに分析してほしいところです。
そんな無駄金は使えないと言われそうですが……。

人類がUFOの持ち主に会いに行くのが先か、向こうから大々的にやってくるのが先か。
もしも、そんな日が来れば、それこそ歴史が動く日になるのでしょう。

長月 七紀・記




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【参考】
ケネス・アーノルド事件/Wikipedia
未確認飛行物体/Wikipedia
虚舟/Wikipedia

 



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