毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第44話の見どころは「望月の歌」でしょう。
「この世をば……」で誰もが知るあの一首。
紫式部と藤原道長が主役に選ばれた時点で最も注目された最重要拠点でもありましたね。
果たして道長はどんな顔をしてその歌を詠むのか……第44話をさっそく漫画で振り返ってみましょう!
譲位のお願い
◆耳が遠くなりすぎて、藤原公任や源俊貴の言葉が何も入ってこない帝。
それを悟られまいとして怒鳴りつけるとなると、もはやパワハラ案件になってきますね。
息子の地雷
◆三条天皇から娘の内親王を嫡妻にしろ――そう言われて断固拒否する藤原頼通。
強行する気なら家を捨てて出ていくとまで言い出します。
愛に生きる姿は一見美しいかもしれません。
しかし、この後、妹の藤原威子(たけこ)には後一条天皇への入内を強要するのですから、いわばダブルスタンダードでして……。
正妻登場
◆民を救うための政治をするため偉くなる――そんな、まひろとの約束のため、権力の掌握に努めてきた道長ですが、肝心要の「民を救う政治」の部分はすっかり忘れているようで……。
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