戦国史を現代風に大胆アレンジして楽しむマンガ『戦国ブギウギNEO』の第25話。
今回は武田のターン!
信玄亡き武田家を引っ張るため、代替わりしても弱くはないぞ!とアピールするため、武田勝頼は強気に出ます。
徳川方の高天神城をターゲットに……というわけで、さっそく漫画で確認してまいりましょう!
カツヨリ君

◆元々は諏訪氏を継ぐ予定だったとされる勝頼は、実際、諏訪氏の通字である「頼」が与えられました。しかも「勝」の字も、武田では家臣に与えられる名前であり……。
他にも「風林火山」の旗が使えないとか、武田信勝が成長するまでの「陣代」であったとか、色々と可哀想な立場でして、とにかく何か派手な功績が欲しかったのでしょう。
元祖赤備え

◆「頼りない」とは本当に不吉な言葉でして……。
ちなみに本物の元祖赤備は、この山県昌景の兄である飯富虎昌とされますね。
そう、本来でしたら武田氏を継ぐ予定だった武田義信の傅役であり、義信事件に連座して自害させられておりました。
勝つより他はなし

◆遠いのです。
地図でご覧いただければ一目瞭然。
難攻不落として知られるこの山城を果たして取る価値はあったのか。
版図を拡大しすぎて兵力の分散や後詰めのリスクはどう考えていたのか。
天正二年(1574年)、ついに武田軍は25,000ともされる大軍で高天神城を取り囲みました。
第一次高天神城の戦いです。
高天神城陥ちる

◆攻められた徳川軍は、むろん後詰めに出なければならない場面ですが、徳川だけで対抗できる相手でもなく、織田軍が救援に向かいます。
しかし、到着したのがちょうど陥落した日で……。
信長はお詫びの印に、家康へ大量の黄金を送りました。
土屋兄弟

◆後に勝頼が織田軍に攻められ(甲州征伐)、自害へ追い込まれることになったとき。
勝頼のため狭い道に立ちふさがり、自らの命と引き換えに、織田軍の進路を遅らせた武将がいます。
それが土屋昌恒です。
兄の土屋昌続もまた勇将として知られますが、こちらは長篠の戦いにて散りました。
よろしければ別記事「土屋 昌続の生涯」や「武田家の武将」からご覧ください。
※著者・アニィたかはしの『大河ブギウギ豊臣兄弟編Youtube』はこちらから👇️
文:五十嵐利休

