土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――第38回のテーマは郡山城下町の整備でしょう。
前回までに城の改修工事に着手した秀長と家臣たちは、次は城下町へ。
しかし、いきなり奈良の商人たちと対立してしまい、暗雲がたちこめた所で出会ったのが筆屋の才蔵でした。
秀長は、才蔵の腕を見込み、筆で一発逆転を狙い……ということでマンガ本編で見てまいりましょう!
発展

◆郡山城下町を発展させるため、史実の羽柴秀長は何をしたか?
というと実際は奈良での商売を禁じ、郡山への移動を強引に推し進めました。
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筆

◆「奈良筆」で知られる奈良の筆は、唐からノウハウを持ち込んだ空海が作らせたという伝承があり、昔から名産地として知られました。
絵師

◆昨年の大河ドラマ『べらぼう』で喜多川歌麿の師匠だった鳥山石燕(せきえん)が狩野永徳になって再登場!
もっと言えば摂津晴門からの転生でもありますね。
片岡鶴太郎さんは本当にクセ強な人物がハマるなぁ。
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赤線チャレンジ

◆「墨汁をたっぷり吸い込む」ってのは、良い筆の証明なんですかね?
もっと、こう、筆の硬さとか、そういう感覚の方が大事な気もしまして……。
なんせ当時の人々は、目的に応じて筆を使い分けていたとも聞きますので。
トヨトミ

◆劇中の寧々が「とよ……とみ……」とイキナリ読めてしまうのはダメですって~!
完成

◆秀長の娘・末(すえ)が持っていたヤクの毛。
ヤンキーが原付やバイクの鍵につけるキーホルダーですよね。
実際、ヤクの毛は兜の飾りに使用されていたことが戦国ファンにとっては馴染み深いですが、
参考:「紺糸威南蛮胴具足」(e国宝)
一番の問題は量産するほど入手できるのか?ということでしょう。
必殺のアイテムみたいに描かれていましたが、数を揃えられなければ商売繁盛ってことにもならないわけで。
怒涛のひと月

◆ドラマの現舞台である天正十三年(1585年)から、秀吉が亡くなる天正十九年(1591年)まで、あと6年。
それを残り9回の放送で描き切らねばならない計算です。
まだまだ九州攻めや小田原合戦も控えているのに、ナゾの奈良筆ビジネスとかやってる場合だったのか……。
謎毛束

◆ここのところ急に目立ち始めた羽柴秀長の娘・末。
実在する人物なのでしょうか?
と思ったらこれがいました。
長女の名前が末だったのです。
しかし彼女は……
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ということで次週もまたよろしくお願いします!
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
- 黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち ―秀吉兄弟の天下一統を支えた18人―』(2025年6月 KADOKAWA)
- 河内将芳 編『図説 豊臣秀長 ―秀吉政権を支えた天下の柱石―』(2025年3月 戎光祥出版)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト




