まんが戦国ブギウギ

まんが戦国ブギウギ35話 我が名は奇妙丸!織田家の跡を継ぐ者なり!

織田信長の血を引く人物とは、どんな人なのか――。

スケーターの織田信成さん?
彼を真っ先に思い浮かべる人は少なくありませんが、スマップの中井君にもネタにされていたように、妙な家系図(間がすっぽり抜けている)をもとにしており……。

「信長の子孫です!」
「えっ……、そうなんですか……」

という感じです(参照:ライブドアニュース)。

織田信成は織田信長の子孫なのか?
織田信成さんは本当に信長の子孫なの?ホンモノの直系子孫は「知らない」と明言

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信長の本物の子孫は、小さいながらも2つの家が大名として残され、その正統な子孫である織田信孝さん(フリーライター)が週刊朝日のインタビューで衝撃の告白をされてました。

「うちの息子の代から信の字を使うのやめました」(参照:週刊朝日

ナ、ナ、ナ、ナンダッテ~!

インタビューに応えていらっしゃった織田信孝さんが「織田信長」という名前に対して非常にアッサリとしていて、やはり本物の子孫は違うなぁ、と思った次第。本題の戦国時代へ目を移しますと……。

当時、信長の血を一番濃く引いたと思われる長男の織田信忠さん。

武田勝頼を瞬く間に倒した【甲州征伐】や、信長とは別の場所(二条)で襲われた【本能寺の変】で戦国ファンには知られますが、もしかしたら幼名「奇妙丸」のほうが有名かもしれません。

一体どんな男だったのか?
彼には趣味がありました。

 

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奇妙丸

◆奇妙丸こと織田信忠さんがドハマリしていたのが能(猿楽・狂言)です。それを踏まえたら、こういうキャラになり、秀吉さんも困ってます。

 


いざ信貴山しぎざん

◆自爆で有名な松永久秀を討つ総大将に任命。重要な任務ですが、信長が「松永の命を許してもほしい」と言った茶釜の「平蜘蛛」を守れるでしょうか?
なお、はじめに断っておきますと、自爆はあくまでフィクションであり、実際の久秀は非常にインテリ系な武将だったことが最近の研究から指摘されています。詳細は、本記事末のリンク先をご参照ください。

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アニィたかはし

2014年から歴史系の漫画家として活動。
2015年にはコミック版『戦国ブギウギ』を全国の書店へ向けて発売。
武将ジャパンでは、従来の歴史マンガには無かった独特のポップ感で『ブギウギシリーズ』を展開している。
現在は『大河ブギウギ』シリーズを連載中。
◆主な著書
『織田信長の戦国ブギウギ』鉄人社・2015年・ISBN-13 : ‎978-4865370324

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