大河ブギウギべらぼう編

まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第21話』めざせ蝦夷地!ゴールデン松前だ!

2025/06/07

毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。

第21回放送の注目は松前藩(蝦夷地)でしょう。

工藤平助『赤蝦夷風説考』を目にした三浦庄司は田沼意次へ報告。

田沼意知が松前藩を調べる始めると、吉原にも足を伸ばすようになり、誰袖花魁を通じて、何やら拡大する兆し。

大河ドラマ『べらぼう』第21話、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 

二代目!?

◆自身の娘とした姪に婿入りさせたのがこの二代目・大文字屋市兵衛。

成り上がりでゴリゴリのドケチ商売人だった初代に対し、二代目は、ガイドブックのキャラクター紹介を見ても上品そうな表情で座っています。

顔は同じでも違う人物というのは伝わってきますね。

 


若葉惨敗

◆刷り上がった色が全く別物でしたもんね。

摺師としても「どんな色にするか?」というのは、事前に適切な「指図」を貰っておかないとできないわけで。

解決策は、絵師がキッチリとイメージを伝えておくことであり、実際に喜多川歌麿は講義を受けることになりました。

なお、劇中に出てきた摺師の七兵衛は、この道73年のキャリアとなる松崎啓三郎さんだそうで。

ホンモノに出て貰えるなんて素晴らしいすね!

 

蝦夷地

◆杉元! アシㇼパさん!

というわけで一応ご説明申し上げますと、元ネタは『ゴールデンカムイ』ですね。

松前藩の運営については以下に詳細記事がございますので、

松前城の歴史
なぜ松前藩は石高ゼロでも運営できたのか?戦国期から幕末までのドタバタな歴史

続きを見る

よろしければご覧ください(本マンガ末にもURLを掲載)。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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