毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。
第9回放送は蔦屋重三郎と瀬川の“足抜け”に注目!
鳥山検校からの身請け話で初めて瀬川への気持ちに気づいた蔦重は、紆余曲折を経ながら、ようやく自分の想いを告白します。
ピシッ!とその言葉を受け止めた瀬川も、年季明けに蔦重と結ばれることを決意する……のですが、身請け話を断ったことで女将いねに二人の仲は勘付かれます。
わざと多くの客を取らされたり、そのシーンを見せつけられたり、追い詰められた二人はついに足抜けを決意する……というわけで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
交渉

◆まぁ、最初から「あなたのことが好きだから身請け話を断ってください!」とは言えませんよね。
エコー

◆だからといって瀬川が気にかけている鳥山検校の悪口をまくし立てても、男を下げるってもんで、こうなったらもう道は一つしかない!
告白

◆どストレートに愛を告白!
二人の想いがようやく繋がった。
瀬川が報われて嬉しい!
彼女が蔦重の襟を掴んで「心変わりなんてしないだろうね!」と啖呵を切るシーンが素敵すぎて、小芝風花さんにハートを射抜かれてしまった国民が1200万人ぐらいいると思います。
覚悟

◆この蔦重、パッと見はアホな陽キャなのに、自らの心の内に話しかけることができ、己を客観視できる特長も浮かんできます。
躊躇わず抜く

◆逆に、意外と脆弱だったのが新之助。
平賀源内に紹介された頃は「凛々しい若武者!」という印象でしたが、蔦重の『吉原細見 籬の花』を作るときは地獄のような割付作業を手伝うなど、段々と心優しい一面が見えてきて、そうしたキャラクターがうつせみの心を捉えたのかもしれませんね。
脇役一つとっても興味深い作品ですなぁ。
ハラキリ

◆江戸時代の武士が切腹をするときは、実際に自分では腹を斬らず介錯する――そんな話を聞いたことがあるかもしれません(詳細は以下の関連記事に)。
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切腹のルールと恐ろしい現実|もしも一人で実行したら地獄の苦しみが待っている
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なぜ武士は切腹するのか?ハラキリが日本人の精神性に与えた影響を考察
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うつせみが処刑されると勘違いした新之助も自害しようとするのですが、最終的に蔦重に止められます。
新之助とうつせみはもう二度と会うことはできないのでしょう。
前夜

◆新之助とうつせみの足抜け失敗、後日談(ただし妄想)ですね。
あんなことがあって絶対に無理に決まっている!
そうとはわかっていても、ダメ元で出向いてしまいたくなりますよね。
しかし蔦重は知りません。
瀬川が女将いねとの話に心を動かされていたことを……。
訣別

◆辛い! 瀬川パイセン、見ているわっちも辛いっス!
しかし、瀬川を説得した女将いねの話もよかった。
単なる強欲ババアかと思っていたけど、うつせみを説得したときの言葉、厳しいものでも優しさはあったと思う。
足抜けで逃げ出しても身元不明でまともな仕事などなく、男は博打、女は夜鷹(たちんぼ・最下層の売春業)になるのが現実――そんなものが幸せなのか!
というのはその通りでした。
そして、そんな地獄の苦界でも、身請けという救いがないわけではない、瀬川にその希望になってほしいと……。
しかし、相手の鳥山検校とはどんな人物なのか?
というのは以下の記事にお譲りして、
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鳥山検校はなぜ大金持ちなのか?盲人の歴史と共に振り返る『べらぼう』市原隼人
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来週もまたよろしくです!
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【参考】
べらぼう/公式サイト







