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【まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第9話』】
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覚悟
◆この蔦重、パッと見はアホな陽キャなのに、自らの心の内に話しかけることができ、己を客観視できる特長も浮かんできます。
躊躇わず抜く
◆逆に、意外と脆弱だったのが新之助。
平賀源内に紹介された頃は「凛々しい若武者!」という印象でしたが、蔦重の『吉原細見 籬の花』を作るときは地獄のような割付作業を手伝うなど、段々と心優しい一面が見えてきて、そうしたキャラクターがうつせみの心を捉えたのかもしれませんね。
脇役一つとっても興味深い作品ですなぁ。
ハラキリ
◆江戸時代の武士が切腹をするときは、実際に自分では腹を斬らず介錯する――そんな話を聞いたことがあるかもしれません(詳細は以下の関連記事に)。
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切腹のルールと恐ろしい現実~もしも一人で実行したら地獄の苦しみが待っている
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なぜ武士は切腹するのか? ハラキリが日本人の精神性に与えた影響を考察する
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うつせみが処刑されると勘違いした新之助も自害しようとするのですが、最終的に蔦重に止められます。
新之助とうつせみはもう二度と会うことはできないのでしょう。
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