大河ブギウギべらぼう編

まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第9話』心変わりなんてしないだろうね!

2025/03/08

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まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第9話』
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覚悟

◆この蔦重、パッと見はアホな陽キャなのに、自らの心の内に話しかけることができ、己を客観視できる特長も浮かんできます。

 


躊躇わず抜く

◆逆に、意外と脆弱だったのが新之助。

平賀源内に紹介された頃は「凛々しい若武者!」という印象でしたが、蔦重の『吉原細見 籬の花』を作るときは地獄のような割付作業を手伝うなど、段々と心優しい一面が見えてきて、そうしたキャラクターがうつせみの心を捉えたのかもしれませんね。

脇役一つとっても興味深い作品ですなぁ。

 

ハラキリ

◆江戸時代の武士が切腹をするときは、実際に自分では腹を斬らず介錯する――そんな話を聞いたことがあるかもしれません(詳細は以下の関連記事に)。

切腹
切腹のルールと恐ろしい現実~もしも一人で実行したら地獄の苦しみが待っている

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なぜ武士は切腹するのか? ハラキリが日本人の精神性に与えた影響を考察する

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うつせみが処刑されると勘違いした新之助も自害しようとするのですが、最終的に蔦重に止められます。

新之助とうつせみはもう二度と会うことはできないのでしょう。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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