まんが大河ブギウギべらぼう編

鱗形屋の懐へ飛び込む蔦重~唐丸は何処へ まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第5話』

2025/02/08

毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。

第5回放送は、板元(版元)への欲に目覚めた蔦屋重三郎が一歩を踏み出します。

株を買ってまで板元にこだわりを見せる蔦重ですが、そもそも地本問屋(じほんどいや/じほんどんや)には不要だったことが判明。

ならばすぐにでも!とはならず、鱗形屋や西村屋など同業者に認められなければ、本を流通させられないという壁にぶつかってしまいました。

結局、蔦重は鱗形屋に仕えることになったと思ったら、唐丸は脅されていた浪人と心中覚悟で川の中へ……さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


秩父にて

◆エレキテルや小説家、あるいはコピーライターで知られる平賀源内がなぜ鉱山に詳しいのか?

というと本人は元々鉱物や植物などを研究する本草学者だったんですね。

その延長で、全国から名産物や植物などを持ち寄る展覧会を開いたりもしています。

史実の源内の実績につきましては、以下の記事をご覧ください(本記事末に関連リンクがございます)。

平賀源内
田沼時代を盛り上げた平賀源内|杉田玄白に非常の才と称された山師の生涯

続きを見る

 


不逞浪人

◆唐丸はどんな弱みを握られているのか?

初回放送では火事の最中に蔦重と出会いました。そこで悪党に付け入られるとしたら、やはり「唐丸が放火犯だった」ということでしょうか?

史実の【明和の大火】は確かに放火が原因でした。

ただ、火元は目黒から始まっていて、それが芝や日本橋などを通り、やがて浅草や吉原へも到達するという大火事だったわけで……。

その一方で【明暦の大火】のように出火元の不自然なケースは往々にしてあります。

一説には最大で10万人もの犠牲者が出たこの明暦の大火は、三ヶ所の出火元があり、放火ではないか?と考えられているのです。

では、もし放火犯で捕まったらどんな目に遭うのか?

以下の記事にまとまっておりますので、よろしければご覧ください。

吉原でしばしば起きていた放火|もしも捕まれば酷い火刑が待っていた

続きを見る

明暦の大火(振袖火事)
明暦の大火(振袖火事)は史上最悪の犠牲者|3~10万人が亡くなり城も焼失

続きを見る

 

◆徳川吉宗や田沼意次の時代に存在感を増していった株仲間

株仲間
株仲間は悪徳商人の集まりだったのか|吉宗や意次が推奨した理由は?

続きを見る

悪徳商人による価格吊り上げのイメージがありますよね。

実際は、物資の安定供給や税収の確保など、普通に運営されている限りは便利な存在でした。

 


オーラ

◆リアルに江戸時代から連れてこられた人でしょ!

としか思えない里見浩太朗さんの存在感は凄まじい。

子供の頃から水戸黄門などを目にしていた者にとっては、もはや時代劇そのものです。

 

決意

 

心中

◆唐丸の正体は、果たして喜多川歌麿なのか、東洲斎写楽なのか……あるいは他の誰かなのか。

劇中で生存は明かされませんでしたが、遺体も上がってないだけに再登場は間違いないですね。

 

行く末

◆花の井の優しさが沁み入りますのぅ……

 

以降よろしく

◆史実でも、鱗形屋は蔦屋重三郎の師匠であり、ライバルでもありました。

詳細は以下の関連記事に譲るということで、また来週よろしくですー!

📘 『べらぼう』総合ガイド|登場人物・史実・浮世絵を網羅


あわせて読みたい関連記事

鱗形屋孫兵衛
『べらぼう』片岡愛之助が演じた鱗形屋孫兵衛|史実では重三郎とどんな関係だった?

続きを見る

平賀源内
田沼時代を盛り上げた平賀源内|杉田玄白に非常の才と称された山師の生涯

続きを見る

吉原でしばしば起きていた放火|もしも捕まれば酷い火刑が待っていた

続きを見る

明暦の大火(振袖火事)
明暦の大火(振袖火事)は史上最悪の犠牲者|3~10万人が亡くなり城も焼失

続きを見る

株仲間
株仲間は悪徳商人の集まりだったのか|吉宗や意次が推奨した理由は?

続きを見る

【参考】
べらぼう/公式サイト

TOPページへ


 



リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-まんが大河ブギウギべらぼう編

右クリックのご使用はできません
目次