まんが大河ブギウギべらぼう編

家治の遺言も治済にゃ一切響かない まんが『大河ブギウギ べらぼう編 第31話』

2025/08/23

毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『べらぼう』をマンガで振り返る――。

第31回放送の注目は将軍・徳川家治の最期でしょう。

天明の大飢饉に加え、今度は江戸市中が水浸しとなる大洪水など、天災の連続で体調を崩しがちだった家治。

それを気遣うお知保の方に醍醐(乳製品)を贈られるのですが、そこには一橋治済の手先である大崎が絡んでおり……ということで漫画で振り返ってみましょう!

 


天明の洪水

◆「踏んだり蹴ったり」は「踏まれたり蹴られたり」では?

チャットGPTさんにお尋ねしたところ「慣用句だから」という、当たり前すぎる冷淡なお答えをいただきました。

どうも「踏んだり蹴ったりの目に遭わされる」という受け身部分が省略されているようですね。

いちいち書いてられないから「踏んだり蹴ったり」になった、と。

 


お見舞い

◆牛乳を発酵させると5段階に変化し、以下のように五味(ごみ)と呼ばれる状態になるとされてます。

乳(にゅう)
酪(らく)
生酥(しょうそ)
熟酥(じゅくそ)
醍醐(だいご)

そのうち醍醐は、最上でチーズのようなものと考えられてまして、これは食べてみたい!

なお醍醐といえば、次のような慣用句もあります。

◆醍醐の上味(じょうみ)翻(ほん)じて毒薬(どくやく)となる

・薬も用い方次第で毒となる

・何事も程度が大事

非常に示唆的でありますよね。

 

魅惑の醍醐

◆ここに来てお知保の方が存在感を発揮!

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普段は意思が強固とは思えないタイプなのに、いざとなれば突き抜ける――かつて自分の爪を噛みちぎっていた、あの狂気が活きていますよね。恐ろしや……。

 


責任者

◆醍醐を提案したのは大崎でしたね。

乳製品など食べ慣れていない日本人の味覚ですから、毒を混ぜ込むのも普段よりラクだったでしょう。

 

御殿医

◆実は史実でも、徳川家治の最期に、田沼意次が推挙した医師がいて、これが問題となりました。

息子の徳川家基に続いて、家治も田沼が殺した!と知保の方が考えてしまったのですね。

家治を失っていいことなど意次には何一つなかったのですが……。

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ゴマ握りの会

◆松平定信と黒ごまむすびの会。

田沼意次を追い詰める定信のセリフ回しはドラマの見どころとなっていましたね。

今後、定信が一橋治済とどう対峙するのか。そこも興味深くなってきました!

 

我は天

◆数々の陰謀を知っているぞ!

徳川家治に追い詰められるも、シレッと言い訳してその場を取り繕う一橋治済。

家治渾身の遺言も何ら届いてなさそうです。

今後、治済がどうなるか。天に追い詰められるのか、それとも陰謀尽くしで平然と生き延びるのか。そこもドラマの見どころですね!

 

犯人

◆米を盗みに入って、どんな揉み合いとなったら母と赤ちゃんが死んでしまうのか。

その辺の詳細が明かされたら、犯人に同情できないかも……ということで次週以降も乞うご期待!

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【参考】
べらぼう/公式サイト

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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