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まんが戦国ブギウギ41話 村重が裏切りボタンをポチッ!官兵衛&秀吉大ピンチ

大河ドラマ『軍師官兵衛』でも、見せ場の一つとして描かれた荒木村重の裏切り――。

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中国地方への西進を目論む織田家にとって、荒木村重の有岡城は最重要拠点であり、それが突如として最大の急所になったのだから、毛利勢を攻略している羽柴軍団にとっては一大事であった。

結局、織田家は本願寺や荒木によって約10年の足止めを喰らって毛利侵攻が遅れ、さらにそれが遠因で本能寺の変で信長が殺される――だとしたら荒木村重の決断が歴史を大きく動かしたと言っても過言ではないだろう。

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それにしても……なぜ村重は信長を裏切ったのだろうか。

確かに信長は、各地の大名たちを敵に回し、一歩間違えれば領国の経営は危ういものでった。

しかし、それも日の出の勢いで勢力を伸ばしてきたからこそのリスクであり、時代の趨勢は確実に信長へ流れており、その信長に重用されていた村重が織田家を敵に回す必要などなかったのだが……。

今もって諸説ある、村重の謀反へ!

 

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上月城の戦い

◆尼子家を再興するため、糞まみれになって便所から逃げ出したという逸話を持つ山中鹿介さん。羽柴軍が西へ進めるのに、都合よく使われたという見方をすべきか、あるいはその強情さに秀吉たちも振り回されたと見るべきか。武士の意地ほど現代人に理解し難いものはありませんなぁ。

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裏切り者

◆本願寺攻めを任されていた荒木村重さんですが、そのとき、家臣の中川清秀さんが敵方に米を流していたという噂が流れます。釈明すべく一時は安土城へと出向こうとした村重さん。結局、信長とは対面せずに裏切ってしまいました。
なんだか【先生に怒られるのがイヤだから、給食を机の中に隠し、腐ってバレる】小学生みたいな展開ですね。

ちなみに、この中川清秀さんは後に信長に謝罪して許されます。どんだけぇ~! まぁ、それを言ったら、村重さんも茶人として生き残るのは、軍師官兵衛をご覧になられていた方ならよくご存知でしょう。

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