大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

兼家の死で何が変わるというのか まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第14話』

2024/04/13

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

第14話の注目は、物語の開始以来、道長やまひろだけでなく、視聴者の心をざわつかせてきた藤原兼家の退場でしょう。

長男の藤原道隆に跡を譲り、自らは出家。

最期は……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 

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◆この家で、本気で家計簿のことを考えているのって、いとだけですよね。

他の三人はなんだかんだで貴族なんですなぁ。

 


三兄弟

◆道兼の出来が悪い――というより、道隆の出来が良いのかもしれません。

なんせ、跡を継ぐやいなや息子の藤原伊周を出世させて、周囲から反感を買ってもどこ吹く風。

弟の道長にも「これは命令だ」として有無をも言わせぬ独裁政治を推し進めています。

まぁ、あの強引な姿勢も、息子たち(藤原伊周・藤原隆家)の代になって裏目に出るんですけどね。

それもまた期待感が高まってしまいます。

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三日月

◆藤原兼家が亡くなり、その後継と言えば藤原道隆。

それが「長くない」となれば、次の後継は誰に?

ネタバレで申し訳ありませんが、驚くことに藤原道兼に継がれるのですが、それもまた「長くない」わけで……。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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