まんが大河ブギウギ光る君へ編

道隆も権力ゾンビになっちまった まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第17話』

2024/05/05

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。

※今回は日曜日になってしまい申し訳ありません!

第17話の注目は藤原道隆の死でしょう。

疫病は庶民だけ!

我々貴族にゃかんけーない!

そんな調子で娘の藤原定子を中宮に、長男の藤原伊周を内大臣に続いて内覧に……しようとしたところで待ったが入り、亡霊のように彷徨う藤原道隆は「皇子を産め、皇子を産め、産め」とゾンビのように……さっそく漫画で振り返ってみましょう!

 


病み上がり

◆病み上がりにはあまりに重たい、濃ゆい情報。

乙丸にとっても重すぎて、一人では抱えていられなかったのでしょう。

 


偵察

◆劇中での藤原道隆は「貴族は疫病など大丈夫!」と仰ってましたが、そんなことがあるわけなく、現にこの長徳元年(995年)は天然痘が猛威をふるい、内裏でも多数の被害者が出ています。

ましてや従者は、主人の代わりに見舞いへ出向くことも多く、非常に怖いものだったでしょう。

疫病については、以下の記事に詳細がありますので、よろしければ併せてご覧ください。

平安京を襲った“疫病”とは具体的にどんな病気で貴族も感染したのか?

続きを見る

 

自腹切れ

◆権力の頂点に立ち、あとはそれをどう維持していくか?

ここから先は藤原定子が男児を産むしかなく、いわばギャンブルに近いですよね。

たとえ娘を2人、3人と入内させても、完全には安心できないわけで……そりゃ、酒量も増えますわな。

 


倫子の圧

◆正面切って聞かれるなら、まだマシ。

いずれひっそりと調べられ、凍りつく事態になりそうで……あわわわわ。

 

延命懇願

◆糖尿病ですね。

かつては「飲水病」と呼ばれ、贅沢な食生活ができる一部の貴族などだけが罹る病でした。

しかし、怖いのは遺伝的な要素も強いということ。

現に藤原道長も、同じ糖尿病で亡くなったと目されています。

そのとき道長も、権力と酒に溺れてしまっているのでしょうか……。

※以下は道長と糖尿病の関連記事となります

糖尿病の藤原道長
糖尿病の疑い濃厚だった道長 貴族の頂点に立ったとき「望月」は「朧月」だった?

続きを見る

 

心残り

◆絶対的な権力者と思われた藤原道隆も、結局はこの通り。

藤原伊周
史実の藤原伊周は長徳の変で左遷され その後どのような生涯を過ごしたのか

続きを見る

一条天皇
史実の一条天皇はどんな人物だった?彰子や道長とはどんな関係を築いていたのか

続きを見る

なんとも不安定で危うい時代。

庶民に対する救済の手が届かないのも致し方ない政治システムですね。

 

手紙

源倫子のサロンでは、空気を読まずに意見を発していたまひろ。

オトナになってきたのかもしれません。

 

予告編

◆あの道兼が!

第1回放送の刺殺事件から一体どうなることやら……と思っていた藤原道兼が、まさかの良い人展開で関白に。

しかし、前述の通り、長徳元年(995年)は疫病が大流行する年でして……次週またよろしくです!

平安京を襲った“疫病”とは具体的にどんな病気で貴族も感染したのか?

続きを見る


あわせて読みたい関連記事

◆本マンガの前回は以下のページへ!

悲田院でも出会ってしまう二人 まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第16話』

続きを見る

◆ドラマや平安時代など全ての関連記事はこちら→(光る君へ

◆以下、名前をクリックすると各人物伝の記事へ飛びます

紫式部
まひろ
藤原為時
まひろ父
藤原惟規
まひろ弟
藤原宣孝
まひろ夫
藤原道長
兼家三男
藤原兼家
道長の父
藤原道兼
道長の兄
藤原道隆
道長の兄
藤原時姫
道長の母
藤原寧子
道綱の母
藤原道綱
道長の兄
高階貴子
道隆の妻
藤原詮子
道長の姉
一条天皇
66代天皇
藤原定子
道隆の娘
藤原彰子
道長の娘
源倫子
道長の妻
源雅信
倫子の父
藤原穆子
倫子の母
赤染衛門
女流歌人
藤原公任
道長の友
藤原斉信
道長の友
藤原行成
道長の友
藤原実資
ロバート
藤原伊周
道隆嫡男
藤原隆家
道隆四男
清少納言
ききょう
清原元輔
藤原頼忠
公任の父
安倍晴明
陰陽師
源明子
道長の妻
円融天皇
64代天皇
花山天皇
65代天皇
藤原忯子藤原義懐
朱仁聡
宋の商人
周明
宋の医師
三条天皇
67代天皇
藤原顕光
兼家の甥
藤原頼通
道長嫡男
藤原為光
忯子の父

◆配役はこちら→光る君へキャスト

◆視聴率はこちらから→光る君へ全視聴率

◆ドラマレビューはこちらから→光る君へ感想

コメントはFacebookへ

漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

◆本マンガの過去記事は以下のリストからどうぞ!

TOPページへ


 



リンクフリー 本サイトはリンク報告不要で大歓迎です。
記事やイラストの無断転載は固くお断りいたします。
引用・転載をご希望の際は お問い合わせ よりご一報ください。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

-まんが大河ブギウギ光る君へ編
-

右クリックのご使用はできません
目次