天皇に娘を嫁がせて、生まれてきた皇子がその後に即位、祖父(外戚)として実権を握る――。
藤原政治のド定番ですよね。
武家が政権を樹立した鎌倉幕府以降、その重要性は薄れていきましたが、そうは言っても名目上、政治の中心にいるのは天皇であり、そもそも将軍職も朝廷から授けられるもの。
なんだか非常に難しい関係で、無視することもできない。
徳川政権においてはどう対処した?
と、もちろんその対策は取られました。
『禁中並公家諸法度』など各種の法整備をすすめると同時に、徳川秀忠の娘・徳川和子を入内させたのです。
歴史の授業ではあまり習わない。されど一つの転換点でもあった徳川家の婚姻政策――マンガ『日本史ブギウギ』第189話で注目です!
後西院
明暦の大火(振袖火事)は日本史上最大 3~10万人が亡くなり城も焼失
続きを見る
和子
皇室に嫁いだ秀忠の娘・徳川和子の苦悩が辛い~しかし他の姉妹達はもっと辛い
続きを見る
将軍の乳母
明智家重臣の娘・春日局が強い~敗戦を生き抜き夫と離婚し将軍乳母に
続きを見る
※続きは【次のページへ】をclick!