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江戸時代

吉宗考案の目安箱はちゃんと機能した?享保の改革に対する批判は?

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養生所や火消しの整備

この目安箱がキッカケとなって、身寄りのない貧しい人に医療が受けられるよう【小石川養生所】が設置されたり。

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江戸市中は火事が多いので町火消を整備したり。

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上総・下総に開発できる土地があるとの進言から新田開発をしたり。

実際の意見をもとに実現したことは多かった。

このホットラインは決してパフォーマンスだけのものではなかったのです。

 

将軍を真っ向批判してアベノミクスを提唱した勇者

目安箱で吉宗享保の改革】を真っ向から批判したというツワモノもいました。

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山下幸内という浪人です。

享保の改革で吉宗が贅沢を禁じて倹約を勧める経済政策をとったのに対して、

「倹約で経済を立て直そうというのは根本的に間違っている! お金は使ってなんぼ」

と痛烈に批判したのです。

将軍に直訴などというのは本来ならば重罪。

ところが吉宗は、山下を処罰するどころか非常に喜び、この訴えを書き写したものを三奉行に保存させました。

実際、倹約経済が良き影響を与える可能性は低く、物もサービスも回した方が価値の総量は上がりますよね。

下々の正しい現場の意見が反映されれば国や企業は良くなる。

本質というものは江戸時代も現代も変わらないものですね。

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文:川和二十六

【参考】
徳富猪一郎『近世日本国民史』(民友社・1926年)(国会図書館デジタルライブラリー)
「江戸期の目安箱 内容まとめた資料発見」読売新聞(2008年3月8日記事)
大石学『史上最強カラー図解 江戸のすべてがわかる本』(→amazon

 

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