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【タイタニック号】
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大きく分けて3つのグループ
おそらく主役二人にフォーカスするために名前を出さなかったのでしょう。
ですので、歴史サイトの一コーナーとしてはやはり実在した人物のほうを取り上げていきたいと思います。
タイタニックには大きく分けて
・乗員(船員)
・乗客
・その他の人々
という3つのグループがいました。
「その他ってなんぞ?」といいますと、タイタニックには設計者や船を持っていた会社の社長なども乗っていたのです。純粋なスタッフともゲストとも言い切れない気がするので、このように書かせていただきました。
乗員はスミス船長をトップに、ワイルド航海士長とその下についている1等~6等の航海士、機関士、通信士、見張りの人々など。
乗客には貴族階級の人、新興成金、一般人などまさにありとあらゆる人がいました。
映画の中でも強調されていた通り、沈没時救命ボートに乗ることができたのはほとんど女性と子供です。
最近まで生存者が存命していたことを考えれば納得ですね。
なお、沈没の原因は巨大な氷山にぶつかったことです。
後に付近を通る船で撮影されたものがあり、それが以下の画像です。
大きさは想像で類推するしかありませんが、まさに氷山の一角というほどですから相当な大きさだったのでしょう。
そうでなければ巨大船が簡単に沈没するわけがありませんもんね。
生還できた船員は2~5等の航海士だけ
船員も例外ではなく、ボートを指揮するために乗り込んだ人以外はほとんどが事故現場で亡くなっています。
はっきり個人名がわかっている中で生還した船員は2~5等の航海士だけでした。
女性と子供があらかた避難した後、ボートに乗れるのは上流階級優先になっていったそうなのですが、身分ある人の中には自ら船と運命を共にした人もいました。
中には夜会服(燕尾服・タキシード)に着替え、「最期まで紳士らしくありたい」と言っていた方もおられたとか……。
また、設計者トーマス・アンドリュースも逃げようとはせず、喫煙室で空を見上げて船と運命を共にしようとしていた様子が証言されています。
船会社の社長はボートに紛れ込んで逃げました。あーあ。
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