まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 城戸小左衛門が主人公を怒鳴る

まんが大河ブギウギ豊臣兄弟編

槍名人の小左衛門を仏殺酢!まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編 第3話』

毎週土曜日13時50分に大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。

今週の第3話は「父の仇討ち・城戸小左衛門」に注目でしょう。

力自慢の粗暴な人物だけならまだしも、とにかく性格が悪すぎて、今後、何が起きても同情の余地ナッシング。

本タイトルの「仏殺酢」については後述……ということで第3回放送を振り返ってみましょう!

『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説

 

仇討ち

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 父の仇討ちを果たしたいと告白する兄

◆他人から奪い取った御守りを身につけて「ご利益ある」と考えてしまう時点で、城戸小左衛門の思考のヤバさを感じてしまいます

 


作戦

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 仇討ちの相手に槍の稽古で返り討ちに遭う兄弟

◆戦場での同士討ちは致し方ないこととされ、基本的にはやられ損です。

ただし、あまり派手にやりすぎると、小指を落とされました。

 

履物管理

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 主君・織田信長に問い詰められる主人公の豊臣秀長

◆秀吉の出世物語でお馴染み「草履を温めておきました!」の話を盛り込んできましたね。

 

メンチ合戦

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 城戸小左衛門と遭遇してしまう豊臣秀長

◆城戸小左衛門は、ここまで性格が悪いと、後で「実はいいヤツだった」パターンも使いにくくなるのでは?と不要な心配をしてしまいます。

なお、城戸小左衛門は『信長公記』にも当時する実在の武将で、信長側近「六人衆」のうち「槍三本」の一人に数えられるツワモノでした。

詳細につきましては別記事「秀吉の父の仇・城戸小左衛門って何者?」をご覧ください。

 


鞠は友達

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 尾張へ進軍中の今川義元が蹴鞠(サッカー)に興じる

◆なんでしょう。この、愛くるしい殿様は。桶狭間で死んで欲しくないなぁ。

ちなみに蹴鞠(けまり)は「しゅうきく」とも読み、最古の記録は皇極天皇3年(644年)の正月、中大兄皇子と中臣鎌足となります。

「法興寺で“打毱 (だきく)”が行われた」という記録が『日本書紀』に記されておりまして、思ったよりも古いんですよね!

記録にないだけで、それより以前からやっていた可能性もありますな。

 

ブーイング

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 兄・秀吉の放った悪口をごまかす弟の秀長

◆この小左衛門、合戦のための荷駄を準備している武士に向かって「老いぼれが!」と暴言を放ち、酒を強奪していきましたからね。

日頃から酷い言動の繰り返しなのでしょう。

だとしたら、本当に、全員から袋叩きに遭っても不思議じゃありません。

 


下剋上

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話 幼馴染の直に問い詰められる秀長

◆酒を飲めない「下戸」が「苦情」を入れる「下戸苦情」。

なんだか「夜露死苦」とか「愛羅武勇」の暴走族漢字を彷彿とさせますね。

では、問題です。

「仏恥義理」は何と読むでしょう?※答えは記事末へ

 

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第3話『どうする家康』の鎧を使い回している様子の松平元康

◆大河ドラマを毎年見ている方なら、見た瞬間、わかりましたよね。

そう、答えは2023年の……ということで来週の『まんが大河ブギウギ豊臣兄弟編 第4話』もよろしくです!

◆「仏恥義理」の答え:ぶっちぎり

※なお、本記事タイトルの「仏殺酢」は「ぶっころす」となります

ショート動画で楽しめる!アニィたかはし『大河ブギウギ豊臣兄弟編Youtube』はこちらから👇️


参考書籍

谷口克広『織田信長家臣人名辞典』(2010年10月 吉川弘文館)
太田 牛一/中川太古『信長公記』(2013年10月 KADOKAWA)
『日本大百科全書』(小学館)

文:五十嵐利休

【参考】
豊臣兄弟/公式サイト

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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