土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――。
第22回放送の注目は「脇差饅頭」と「記憶喪失」でしょう!
裏切りを疑われた荒木村重が刀にぶっ刺した饅頭を食べる、浮世絵でお馴染みのシーンは描かれるのかどうなのか?
またもや物議を醸した「記憶喪失」という描写は一体どういうことなのか……ということで、さっそく本編のマンガへ!
面

◆秀吉は、自分の立身出世を描いた作品「豊公能(太閤能)」を作らせるだけでなく、自らも演じるほどの能好き。
ドラマでは、なんだかよくわからなかったシーンでしたが、将来的に能の場面が描かれるのかもしれませんね。
「あぁ、あのときのお面だ!」みたいな……って、ない? やっぱり、ない? まぁ、そうですよね……。
孤立

◆官兵衛と半兵衛のバチバチって、なんで面白いんですかね。
今回は、やはり菅田将暉さんが上手いんでしょうなぁ。
粥

◆なぜ、あれほどまで尼子勢に感情移入しているのか?
さすがに「同じ釜の飯を食った」程度では、見ているほうはピンと来ませんよね。
ドラマも折り返し地点に近づいてきて、迷走している感のある主人公のキャラ設定。
その極地ともいえるのが記憶喪失でした。
ダウト

◆確かに、物語では割と見かけるけれど、リアルで一度も遭遇したことないのが記憶喪失ですよね。
過酷な戦国時代には、実際に起きていたのかどうか?
炙り

◆BBQの焼きマシュマロかよw
ちなみに、この逸話は江戸時代中期の軍記物語『陰徳太平記』に掲載され、それが歌川国芳により一枚の絵となりました。
それがこちら。

荒木村重/wikimedia commons
何とも心に残る一枚ですよね~。
今後どれだけAIが進歩しても、歌川国芳に勝てる日など来ないであろうと思えるのですが。
舐めプ

◆来ていきなり脅し口調の安国寺恵瓊――さすがに強気過ぎておかしくない?
と思ったら、そもそも中川清秀と高山右近が連れてきた設定でした。
史実では、中川清秀が村重に裏切りをそそのかしたとされ、一方、高山右近は大反対だったとか。
母来たる

◆確かに、そんな簡単に母ちゃんが移動できると、後に徳川家康のもとへ人質に出されるときの重みが薄まってしまうんですよね。
願掛け柱

◆精神性のショックからも短期的な記憶障害(記憶喪失)に陥ることは有り得る――とはチャッピーの回答です。
個人的には秀吉が「多重人格」になってないか?とも疑っています。
人は、強いストレスから逃げるときに別人格を作り出し、苦しみから逃れているうちにどんどん一人の身体の中に別人格が生じる、というケースですね。
あるいはラムジー・ボルトンみたいな秀吉でも良し!
こんな、バカみたいに「イイ人」設定された秀吉のまま終わってたまるかぁああああああ!
※荒木村重の生涯については以下の記事をご覧ください
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荒木村重の生涯|信長を裏切り妻子を処刑され“道糞”と蔑まれながらも生き残る
続きを見る
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
本郷和人氏『豊臣の兄弟』(2025年10月 河出書房新社)
黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち ―秀吉兄弟の天下一統を支えた18人―』(2025年6月 KADOKAWA)
河内将芳 編『図説 豊臣秀長 ―秀吉政権を支えた天下の柱石―』(2025年3月 戎光祥出版)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト


