まんが戦国ブギウギ

竹ヶ鼻城の水攻め!これが土木の秀吉&小六の戦い方だ~まんが戦国ブギウギ88話

2020/07/17

天正12年(1584年)に始まった【小牧・長久手の戦い】。

徳川家康の背後を衝くため、三河を攻めようとした羽柴軍に対し、奇襲を察知した徳川方。

逆に徳川に奇襲を仕掛けられると総大将の羽柴秀次(豊臣秀次)軍は程なくして壊滅、森長可と池田恒興という古参の名将たちが命を落とした。

そして膠着状態へ。

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家康は四国の長宗我部元親や紀伊勢に呼びかけ、豊臣秀吉包囲網を敷こうと画策する。

一方で、羽柴軍も、ジリジリと動きのない徳川軍をおびき出すべく、次の手を打とうとしていた――。

 

作戦会議

◆足利将軍家に仕え、信長を通じて秀吉、家康とも縁を持ち、現代まで血をつないでいる大名・細川家。

とりわけ細川藤孝は有能な大名として知られる一方、息子の細川忠興さんは何かとお騒がせな「ブチ切れ大名」として有名でした。

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降伏した敵を容赦なく斬り殺して明智光秀にたしなめられ、普段から家臣をたたっ斬るなど……。武勇伝とは全然関係のないお茶の本に「天下一気の短い人物」と記されるなど、とにかく逸話に事欠かない御方です。

第二世代ってのは、つまり細川藤孝さんなど信長家臣団の息子世代って意味ですね。おそろしや。

 


加賀野井城の戦い

◆小牧・長久手の戦いもかなり進んできますと、そもそも誰と誰が戦っていたか忘れがちになりますが、秀吉さんのお相手は徳川家康だけでなく織田信長の次男・織田信雄さんもおりました。

その信雄の部下にして加賀野井城の城主だったのが加賀野井重望。

果たしてここまで奮戦できたのか、マンガ表現ということで……。
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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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