信長の生涯でも最大級のイベントとなった桶狭間の戦い。
その相手と言えば今川義元ですね。そして今川義元と言えば、師弟コンビの太原雪斎がセットで欠かせない。
戦国ブギウギ第2話は「黒衣の宰相」と呼ばれた軍師的僧侶の登場です。
※本連載は全部で約150回、毎日お届けします
黒衣の僧侶
◆芳菊丸とは、今川義元の幼名です。太原雪斎と共に京都のお寺(臨済宗・五山など)で学問を修めた義元は、二人の兄が急死したため今川家を継ぐことになったのですが、そこで別の兄弟と家督争いが勃発します。
それが【花倉の乱】ですね。
花倉の乱で今川義元が兄の玄広恵探と激突!花倉城を落として今川の家督を得る
続きを見る
塗輿
◆信長を高めれば高めるほど義元はアホになる――そんな史観のため今川義元は公家好みのトンチンカン武将とされがちですが、実際、「海道一の弓取り(東海道で最も優れた武士)」になるのは大変なことであります。
※塗輿……公家などが使った漆塗りした輿のこと
戦国大名・今川義元 “海道一の弓取り”と呼ばれる名門 武士の実力とは?
続きを見る
義元を支えた黒衣の宰相「太原雪斎」武田や北条と渡り合い今川を躍進させる
続きを見る
逃亡先にて
◆織田信秀(信長の父)の死後、わかりやすく信長に反旗を翻した一人が坂井大膳。正確に言うと、信長に対抗した清州衆の中心人物ですね。
【家督継承後の信長に対抗した清洲衆】
当主:織田信友
家老:坂井大膳・坂井甚介・河尻与一・織田三位
そして清州城決戦
◆信長に攻められながらもしぶとく生き残った織田信友さん。最後は、清州城を力攻めされて――ではなく、信長サイドにいた織田信光が一計を案じて、城の乗っ取りに成功します。これがなかなか鮮やかでして、詳細は以下の記事をご覧ください。
清州城を乗っ取れ!~戦国初心者にも超わかる信長公記17話
続きを見る
戦国ブギウギ 次の話は……。
まんが戦国ブギウギ3話 中世の兄弟喧嘩は命の殺り取りがデフォ
続きを見る
あわせて読みたい
書籍版『戦国ブギウギ』です!