まんが戦国ブギウギ

お金大好きな戦国武将・岡左内はケチに非ず!まんが戦国ブギウギ116話

2021/09/03

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安達ケ原

◆蒲生氏郷さんが東北会津の地を任されたとき、「いくら石高が高くとも、都から離れすぎている」と嘆いたのは有名な話です。

政治の中心、経済の中心から遠く離され、大名としての先の展望がなくなった――というワケですが、個人的には文化の中心から離れたことも相当辛かったんだろうなぁ思います。

蒲生さんは、当時、文化人として最先端と称された利休七哲の筆頭とされていたのです。

やはり信長さんに気に入られるほどだったのですから、合戦だけじゃなく文化面でも才能に長けていたんすねぇ。

 


創作料理

◆伊達政宗と蒲生氏郷は犬猿の仲でした。

政宗にとって黒川城(若松城・会津城・鶴ケ城とも)は、必死の思いで蘆名から奪いとったシンボル。

そこに氏郷が入ってきて城を近代的に建て替え、城下町も発展させたのですから面白いワケがありません。

天下人というより「会津の支配者」になりたかったんすね。

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この2人は後に、大きな騒動を引き起こしていくのでした……。


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著者:アニィたかはし
文:五十嵐利休

書籍版『戦国ブギウギ』です!

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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