まんが大河ブギウギ光る君へ編

息子も操る兼家の所業 まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第2話』

2024/01/19

大河ドラマ『光る君へ』第2話は、まひろ(紫式部)が成人の儀「裳着」を迎えるところからスタート。

「人はなぜこうも儀式が好きなのか?」

幼い頃から利発だった彼女は、納得できないことがあると黙ってはいられないようで、6年前に母を刺殺した“みちかね”のことを藤原宣孝に尋ねている。

その“みちかね”の父である藤原兼家は、今週も権力掌握に向けて悪事全開。

安倍晴明を呼び出して呪詛を依頼したかと思ったら、息子のみちかね(藤原道兼)には「毒盛り」を命じる。しかも相手は帝!

兼家に操られているのは、まひるの父・藤原為時も同じである。

こちらは、家庭教師スパイとして師貞親王(花山天皇)のもとへ送り込まれ、ある意味、平和な下ネタトークに付き合わされ……と、第2話もエキサイティングだった2024年大河を漫画で楽しむ『大河ブギウギ~光る君へ編vol.2』、スタートです!

 


とある呪術

坂東巳之助が演じる円融天皇。

藤原兼家の娘である藤原詮子との間に皇子が産まれます。

その皇子が東宮(皇太子)ひいては天皇になれるかどうかまでの保証はなにもない。

手っ取り早くライバルを潰すには、そもそも他の妃に子供を作らせないこと!

そこで兼家は依頼した。

「子ができぬようにせよ」

相手は陰陽師として知られる安倍晴明

呪詛を使うことで知られるが、一体どんな方法を使ったのでか……。

◆物理的な妨害だったんかーい!

いや、でも、確かにこれなら呪詛なんかより確実に防げますね。

 


代書

◆ササッと紙を渡され、スラスラと筆を走らせる吉高由里子。

歌の上手い下手でモテ度が決まるなんて、平安時代、どうなってんの?

と思いきや「小細工などせず当たって砕けろ!」でアプローチした方が正解だった場合もあり、いつの時代も勇気を出して一歩踏み出すことが大事なんですのぅ。

三郎の従者・百舌彦(本多力さん)も、街中に繰り出しては、ぬい(野呂佳代さん)とどっかに消えてくし……。

この作品は、男女の仲について、なかなか攻めのスタンス。その最たる例が本郷奏多さん演じる師貞親王(花山天皇)の話は次ページへ!

 

足攣るヤツ

◆第1話の衝撃的な“変顔”から、まったく変わってない!

過激化しとるやんけ!

本郷奏多扮する師貞親王、完全にイッちゃってる――と思いきや、完全な創作でもなく法皇時代のエピソードを元にしているようで。

翻弄されるのが藤原為時

思えばこの為時も「職がなくて貧乏だ……」とボヤく割に、妻ちやはが存命の頃も他の女性のもとへ通ったりしてたなぁ。

平安貴族、全般的に大人しいどころかムチャしよる。

 


あの日

◆道長と道兼が兄弟である以上、いずれ何処かで必ずまひろの仇である“みちかね”にぶち当たるんですよねー。

そのとき二人はどうするのか……色々と興味の尽きない展開をありがとうございます!

 

汚れ役

◆第1話で藤原道兼がまひろの母ちやはを刺殺したことに対し、こんなツッコミがあった。

「穢れを避ける当時の社会システムからしてありえない」

それも今回の布石だったんすね。

高貴な人間だったら絶対にやらないようなヤバいことを父に知られ、従者まで殺され、もはや道兼は言いなりになるしかない。

にしても帝に毒を盛らせるって、マジすか!

実の息子を、蔵人という立場を利用して女房に近づけさせ、毒を盛るなんて常軌を逸している。

いったい藤原兼家は、なぜそこまで権力に固執するのか?

その答えは、以下の記事から兼家の生涯をチェックされたしー!


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道長の友
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道長の友
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64代天皇
花山天皇
65代天皇
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宋の商人
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三条天皇
67代天皇
藤原顕光
兼家の甥
藤原頼通
道長嫡男
藤原為光
忯子の父

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漫画:アニィたかはし
文:五十嵐利休

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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