大河ブギウギ光る君へ編 光る君へ

頂点目指して浮かれる二人に迫る影 まんが『大河ブギウギ 光る君へ編 第37話』

2024/10/05

毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――第37話の注目は徐々に包囲されていくまひろと道長でしょう。

藤原彰子が無事に男児を出産。

将来の天皇候補を孫にもち外戚のポジションで浮かれまくる道長。

そして、その彰子に絶大なる信頼を得ているまひろ。

今まさに頂点へと駆け上ろうとしている二人ですが、ことはそう甘くなさそうです。

源倫子と赤染衛門は二人の関係に気づき、藤原伊周は道長を呪い、清少納言(ききょう)はまひろの物語にメラメラ怒りの炎が立ち上がる。

一体どうなってしまうのか?

第37話を漫画で振り返ってみましょう!

 

献上品

◆ピキッ! ピキピキッ……ピキピキピキピキ、ピキッ!

「五十日の祝い」で夫・道長とまひろのただならぬ関係を察知した源倫子。

しかも夫ばかりか娘の藤原彰子までまひろにすっかり心を奪われ、あの温厚な倫子が、もはやブチ切れ寸前です。

いずれは源明子も巻き込んで、凄まじい展開になるのではないでしょうか……ゴクリッ。

 


御褒美

◆まひろに対して穏やかならぬ思いを抱いている源倫子ですが、皆の前ではおくびにも出さず無難に対応いたします。

道長から差し入れされた「筆・墨・硯・紙」の「文房四宝」は超高級品。

しかし、まひろのためと言えるわけで……。

 

一時帰宅

◆まひろに心酔しきっている藤原彰子。

「娘に会いに行く」と言われれば、そりゃ折れるしかありませんが、まひろの娘である賢子がまさか「自分の半妹」とは思いもよらぬことでしょう。

ここの爆弾はいずれ炸裂するのか。

それとも墓場まで持っていく秘密とできるのか。

藤原宣孝が亡くなってる今、それを知っているのはまひろと“いと”ぐらいですよね。

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アニィたかはし

漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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