土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――第33回のテーマは勝家とお市の方の最期でしたね。
舞台は天正十一年(1583年)4月。
賤ヶ岳の戦いに敗れた柴田勝家は、北庄城へ帰還を果たすと浅井三姉妹を逃がし、お市の方と共に最後の華を咲かせようとします。
二人はいったい何を?……ということで、マンガ本編へGO!
帰還

◆北庄城へ戻った勝家は、死を前に「最後の宴を開いた」とも伝わります。
料理に慣れていないお市の方は、お米を炊くだけでも相当な苦労だったのでは?
味

◆演じる山口馬木也さんの存在感が圧巻だった――柴田勝家が涙をこらえながら最後の晩餐を食すシーンは印象的でしたね。
それだけに、今後、山口馬木也さんが居なくなると、時代劇の緊張感がますます薄まりそうな懸念も。
take1

◆あの二人が北庄城の天守で並んだとき、なんだか妙な既視感があったんですよ。
放送時はその正体がわからなかった。
しかし、今ようやく確信を持てました。
破滅の呪文――。
「バルス!」
take2

◆二人は本当に飛び降りしたのか?
史実の勝家とお市の方はどんな最期だったのか?と疑問の方は以下の関連記事はご覧ください。
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勝家とお市の方は本当に天守から飛び降りたのか?豊臣兄弟第33回史実解説
続きを見る
私は寧々です

◆えっ、浅井三姉妹の面倒を見たのは寧々だったの!
後に、茶々が秀吉の別妻となるだけに、そんな軽い驚きもありましたが、ならば秀吉はいつ求婚をしたのだろう?
そんな関連記事もございますので、よろしければ併せてご覧ください(本記事末にリンクがございます)。
廊下の角

◆後に秀吉の取次として重きを為す千利休と羽柴秀長の出会い。
いかにも老練な人物がでてくると、どうしても秀長の若造感が滲み出てしまうのが少々辛いところです。
劇中の秀長、数えで44才となります。
ワビサビ

◆本作の利休は、かなり腹黒そうなキャラ設定ですよね。
観察眼も鋭そうで、今後、秀吉とどう対応するのか、一つの見どころとなるのでしょう。
史実では一体どんな人物だったのか?という関連記事は以下にございます。
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千利休の生涯|秀吉の懐刀で茶を極めた茶聖 なぜ理不尽な切腹が命じられた?
続きを見る
話のコシ

◆「茶なんて渋くて苦手じゃ」
そんな尖った感性を丸出しにしておちゃらけていた千利休。
史実では、秀吉に死を命じられることで知られますが、本作ではどうなるか?
こんな場面を予想してみました!
「どんな茶器に価値があってないか。そんなもんテキトーですわ。茶器なんて元はただの土でっせ。それが一国と同等の価値になるとか、狂った世の中でっせ」
そして、そのセリフを秀吉が襖の向こうで聞いており、ついに切腹を決意する――。
いかがでしょう?
本作の脚本家さんが好きそうな物言いではありません?家康の描き方にも共通するような……明日の本放送が楽しみになってきました。
ということで、北庄城を出た浅井三姉妹の茶々に対して秀吉が求婚したのはいつのことか?という関連記事は以下をご覧ください!
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秀吉はいつ茶々に結婚を申し込んだのか|北庄城を出たわずか2か月後だった?
続きを見る
◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
- 和田裕弘『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』(2023年6月 中央公論新社・中公新書)
- 黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち ―秀吉兄弟の天下一統を支えた18人―』(2025年6月 KADOKAWA)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト




