土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――第32回のテーマは「賤ヶ岳の戦い」でしたね。
岐阜城の織田信孝を取り囲んで降伏させるなど。
秀吉の天下取りに焦る柴田勝家は天正十一年(1583年)3月、ついに挙兵します。
北近江へ向けて進軍する勝家に対し秀吉はどう戦うのか。前田利家の動向も織り交ぜながらマンガ本編へGO!
利家とまつ

◆「肩にちっちゃい重機を乗せてんのかーい!」とはボディビルダー大会で選手にかけられる声援だそうです。
曲まであって
こんな世界があったなんて……初めて知りました。
たしかに前田利家役の大東駿介さんは素晴らしい鍛え方をされていましたね。
使者

◆軍を動かせないほど雪深く、敵地同然の北陸へ、秀吉はどうお忍びで移動したのか。
しかも、このあと越後の上杉まで味方につけてきたようなことを秀長に説明していました。
本作の移動感覚はフィクションを通り越してSFに近いのが気になる~!
思惑

◆そう、加賀百万石で十分なんです!
それを次世代へ繋げるだけでも超絶大変。
実際、利家より先に北陸で百万石を達成した丹羽長秀の丹羽家は、死後、跡を継いだ丹羽長重が4万石にまで激減されています。
長重が特別、愚将だったワケではなく……詳細は以下の記事をご覧ください。
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前田利家より先に北陸百万石となった丹羽長秀 なぜ息子は4万石まで落とされた?
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腕相撲

◆腕押し(腕相撲)をご覧になられていて疑問に思いませんでした?
前田利家と柴田勝家は実際どんな関係だったのか。
劇中では「おやじ殿」と呼び、単なる主従関係ではない様子ですよね。
よろしければ以下の関連記事をご覧ください。
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前田利家は柴田勝家を「おやじ殿」と呼んだのか?知られざる2人の複雑な関係
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佐々成政

◆前田利家が赤母衣衆で、佐々成政が黒母衣衆の出身。
仲の悪いライバルとして知られる2人ですが、成政にとって不運だったのが秀吉とも相性が悪かったことでしょう。
このあと大きく水を開けられていきます。
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佐々成政の生涯|信長の側近から大名へ 最期は秀吉に敗れた反骨の戦国武将
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七本槍

◆なぜ加藤清正は、わざわざ槍を捨てるのか。
小僧が、猛将・佐久間盛政をバカにすんなよ!
と思ったら、その後、槍の又左こと前田利家と、おやじ殿・柴田勝家の見どころだったんですよね~。
これはさすがに2人の顔を立たねばなりませんな。清正さん、正解です。
ストライク

◆ガーターやん。
と言うてる場合じゃおまへん。
利家に討ち取られた中川清秀は、史実では1ミリも裏切ってない、秀吉に信頼されていた勇将です。
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中川清秀は裏切り者なんかじゃない!秀吉に義兄弟と認められた実力者の最期
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約束

◆豊臣政権で五大老にまで上り詰める前田利家。
それは賤ヶ岳の戦いで利家を裏切り、秀吉を助けたから?
否。
それを確定づける史料は残っておらず、結論ありきの説明とも言えます。
ではなぜ戦後に加増されているのか?
そんな賤ヶ岳における利家の詳細は、以下の記事からご覧ください。
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前田利家は賤ヶ岳で勝家を裏切り秀吉に寝返ったのか?豊臣兄弟第32回史実解説
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◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説
参考文献
- 和田裕弘『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』(2023年6月 中央公論新社・中公新書)
- 黒田基樹『羽柴秀長とその家臣たち ―秀吉兄弟の天下一統を支えた18人―』(2025年6月 KADOKAWA)
- 中井均『秀吉と家臣団の城』(2021年 KADOKAWA)
- 高橋成計『織豊系陣城事典』(2017年 戎光祥出版)
文:五十嵐利休
【参考】
豊臣兄弟/公式サイト






