まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話アイキャッチ

まんが大河ブギウギ豊臣兄弟編

せやから茶々で何人目の妻やねん!まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編 第39話』

土曜日の再放送に合わせて、大河ドラマ『豊臣兄弟』をマンガで振り返る――第39回のテーマは茶々の結婚(寧々との弓対決)でしょう。

実子のいない秀吉や豊臣家の行く末を心配した秀長は、茶々と秀吉の結婚を画策。

二人とも驚いて、なんだかんだで寧々と茶々の弓対決にまで発展して、いったいこりゃ何の大河じゃ? 秀吉は何人目の妻じゃ?……ということでマンガ本編で見てまいりましょう!

 


嫁ぎ先

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話1

◆そもそも二人の結婚は、秀吉が茶々へ申し込み、彼女からはこんな返事が来ていました。

茶々「妹たちの輿入れを先に決めてください。私との結婚はそれからどうとでもなりましょう」

間もなく50歳になろうかという秀吉と、当時15歳ぐらいの茶々がこの対応ですから、何というか……。

茶々イメージイラスト
秀吉に茶々との結婚を勧めたのは秀長だったのか?32才差夫婦が結ばれた経緯

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弓とリンゴ

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話2

◆茶々を演じる井上和さんが弓道部出身だから、弓アピールの展開となったのか。

それとも弓対決をさせたいから弓道部出身の井上和さんをキャスティングしたのか。

どっちなんですかね。

寧々と茶々を対決させたい!そうだ弓勝負にしよう!という構想が脚本家さんにあったんですかね。

 


弓姫

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話3

◆そう、寧々の義父は「弓三張」として名を成した浅野長勝。

『信長公記』にも記される程で彼女が習っていても不思議ではありませんね。

 

リンゴのこだわり

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話4

◆そもそもリアルな弓矢対決はどれぐらいの距離で撃ちあったのか?

源平時代、馬にのって互いにすれ違うときに撃ち合う騎射は「十数メートルほどまで接近」して命中を狙ったそうで。

想像してみてください。わずか十数メートルって怖すぎませんか!

時代が降って雑兵集団戦になると、遠方から敵に届く距離で撃ちあうことになり、その距離は目安として60メートル前後と考えられそうです。

和弓は扱いが難しく、鍛えられた武士でなければ遠くへ飛ばすことは難しいものでした。

弓矢と鎌倉武士
なぜ鎌倉武士は弓矢をそこまで重視した?難易度の高い和弓と武士の関係

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確認

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話5

◆寧々さんが可哀想!

って、加藤清正も福島正則も今さら何なのでしょう……。

すでに秀吉には

・南殿

・姫路殿(信長の弟である織田信包の娘)

・松の丸殿(京極高次の姉)

・加賀殿(前田利家の三女)

という別妻がいて、記録されてない女性も数多いたと思われ、茶々をめとった後には信長の娘まで妻にしてます。

見方によっては異常とも思えます。

武家出身の女性を妻にして、その一門を取り込もうとしたのでは?

そんな考えもありますが、だとしたら前田利家の娘は豪姫を養女にしておいて、その後、三女を自分の妻にするのはどうなのよ、と色々と疑問の残る秀吉の女性関係です。

寧々と茶々のイメージイラスト
秀吉の妻は寧々と茶々のほかに何人いた?「側室16人」説は本当か

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決着

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話6

◆吸盤の矢は、優しさというより自信のなさでは……。

 

すれ違い

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話7

◆腹心中の腹心だった石川数正。

徳川家では後に四天王と呼ばれる酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政たちの発言力が増してきて、イケイケドンドンの彼らに追いやられていった、とも考えられます。

 

さらば石川

まんが『大河ブギウギ 豊臣兄弟編』第39話8

◆「達者でな」とは、もう一生会わないとわかっているのか、家康よ。

まぁ、本作の家康は、若手説得のためならアッサリと数正を切れるタイプなんですよね。

昔、秀吉が使いっ走りだった頃に出世のコツを聞かれ、家康は胸を叩きながら「人を動かすのは情熱じゃよ!」と平気でウソをついていました。

ウソをつくだけならまだしも、その後、石川数正と二人で秀吉のことを小馬鹿にしながら笑っていました。

あまりにも意地悪で、性根が腐っていて。

あれは見てられなかったもんですが、秀吉と対面した数正はどんなリアクションをするのか。

明日の放送を楽しみにしておきましょう!

◆『豊臣兄弟』総合ガイド|秀吉と秀長の生涯・家臣団・政権運営等の解説

ショート動画で楽しめる!

アニィたかはし『大河ブギウギ豊臣兄弟編Youtube』はこちらから👇️


参考文献

文:五十嵐利休

【参考】
豊臣兄弟/公式サイト

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    アニィたかはし

    漫画家。現在は武将ジャパンにて、まんが『大河ブギウギ べらぼう編』シリーズを連載中。 2014年より歴史漫画家として活動を開始し、2015年には連載作品をまとめた商業コミック『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社)を全国発売。 以降、独自のポップ表現と歴史知識を融合させた「ブギウギシリーズ」を継続し、戦国・江戸・幕末など幅広い時代を題材とした作品を制作している。 2024年からは大河ドラマの各回を題材にした“ドラマ考証型マンガ”へと表現領域を拡大し、作品の幅をさらに広げている。 ◆主な著書 『織田信長の戦国ブギウギ』(鉄人社、2015年、ISBN:978-4865370324) ◆国立国会図書館データ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/001200494

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