毎週土曜日13時50分に『光る君へ』をマンガで振り返る――。
第12話の注目は、道長と倫子の結婚でしょう。
「妾(しょう)にはなれない」という、まひろとのすれ違いから、父や姉の勧めに従い、左大臣家との縁談を決めた道長。
その相手はまひろの数少ない友人だった……ということで、さっそく漫画で振り返ってみましょう!
モテ度
◆さわの身なりからして、まひろよりはるかに条件のよい縁談話に恵まれていそうですよね。
当時の結婚というのは、女側の資産状況も重要。
実際にどう結ばれ、結婚へ至るのか?
その手順は以下の記事に解説していますので、よろしければ併せてご覧ください。
平安貴族が結婚に至るまでの不思議な手順~文を書き夜を共に過ごして三日通う
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嫁候補
しかし、明子の負オーラはどこから来ているのか……。
源明子は道長の子を6人も産んでいた~高貴な血を引く子供たちは順調に出世できた?
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恨みます
◆源明子はなぜ兼家を嫌うのか?
安和2年(969年)に起きた安和の変。
これも詳細は以下の記事に譲りますが、
『光る君へ』道長の妻となる源明子が兼家を呪う理由は【安和の変】にあり
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明子の父・源高明は藤原北家の陰謀に陥れられ、太宰府へ左遷となり、帰京後は失意のうちに亡くなってしまいます。
そのため明子は後ろ盾を失ってしまい、血筋の良さを見込んだ藤原詮子に狙われた、と……。
彼女とは反対に、軽い性格のお兄さん、なんだかまひろの弟(藤原惟規)と気が合いそうですね。
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